ホテル比較アプリ「トリバゴ（trivago）」は、行政指導を受けた後も海外利用時に“予約が通っていない”といったトラブルが報告されています。本記事ではその実態を整理し、安心して使うためのポイントをご紹介します。
行政指導の背景と誤解されやすい広告表示
2022年、オーストラリアの連邦裁判所はトリバゴが「最安保証」などの表現で利用者を誤解させたとして、4,470万豪ドルの罰金を課しました:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
この判決後、トリバゴは「トップ表示の料金は最安ではない可能性もある」と明示するなど透明性向上に努めています。
海外で「予約されたと思ったら実は…」の原因は？
トリバゴはあくまで“メタサーチ”（比較表示）サービスです。予約・決済は提携OTA（例：Booking.comやExpedia）で行われ、トリバゴ自身は仲介以上の役割を担いません:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
そのため、トリバゴ経由で「予約された」と思っていても、実際にはOTAでの手続きが完了していないケースがあり、ホテル側にも情報が届かないトラブルが発生します。
実際に報告されているトラブルと対応例
一部のユーザーからは、「トリバゴで予約したのに、ホテル側に予約が入っておらず、現地で発覚した」という報告があります:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
その場合、OTA（Booking.comなど）からの確認メールが届いていないか、支払いが完了しているかを早急にチェックすることが重要です。
安心して使うための3つの対策
- ① 予約後はOTAからの確認メールを必ずチェック
- ② 支払い状況はクレカ明細or銀行履歴で確認
- ③ OTAのカスタマー対応を事前に把握（緊急時に連絡先やチャット対応が有効）
トリバゴは“期待できない”？実際の評価は？
比較サイトとしては便利ですが、最安保証の誤解・仲介以上の保証がない点を理解して使うことが大切です。
海外利用時でもOTA側で手続きが完了していれば、安全に予約できるため、トリバゴ自体を過度に不信視する必要はありません。
まとめ：トリバゴ利用時の心得
- 行政指導後も「表示＝最安」は保証されない
- 海外予約ではOTAからの確定通知が生命線
- トリバゴは比較ツールとして有用。ただし、“予約完了は別途確認”が鉄則
これらの注意を踏まえれば、トリバゴを利用して海外ホテルを予約する際にも、安心して使えるようになります。
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