航空券を複数人分予約しようとした際、1枚ずつ購入した方が安くなると感じたことはありませんか?実際には、途中で価格が上がるケースもあり、不思議に思う方も多いでしょう。本記事では、航空券の価格が途中で変動する理由と、賢く予約するためのポイントを解説します。
なぜ航空券の価格は途中で変わるのか?
航空券の価格は、常に一定ではなく需要と供給、残席数、販売クラス(運賃種別)などに応じて変動します。特にLCCや多くの航空会社では、同じ便でも販売クラスごとに価格帯が設定されており、安い運賃は限られた座席数だけに適用されています。
たとえば、ある便で「1万円の運賃」が3席、「1万5000円の運賃」が5席あるとします。このとき1枚ずつ購入していくと、最初の2人は安いクラスで買えても、最後の1人分は高い運賃しか残っていない可能性があるのです。
予約システムの挙動が価格に影響を与える
航空会社の予約システムは、複数人分の予約をしようとすると、全員分の席が同じ価格帯で確保できない場合は、全員に対して高い運賃が適用されることがあります。これを避けて1人ずつ予約する方が安くなることもありますが、逆に安い席が他の誰かに取られてしまうリスクもあるため、一概に得策とは言えません。
今回のように、2人分を予約してから3人目を予約しようとした際に価格が上がったのは、システムが残りの安価な座席を消化してしまい、次の運賃階層に移行したためと考えられます。
しばらく待てば元の価格に戻ることはある?
一時的な価格変動(ダイナミックプライシング)であれば、需要が落ち着いたタイミングで価格が下がる可能性もゼロではありません。ただし、安い運賃は再び販売されないことが多く、原則として戻らないと考えておくのが現実的です。
また、一部の予約サイトではユーザーの検索履歴やCookie情報をもとに価格を調整しているという説もあり、プライベートブラウジングや別デバイスでの検索で価格が下がるケースも報告されています。
安く航空券を予約するためのコツ
- ・可能であれば人数分をまとめて一括予約する(ただし価格に注意)
- ・複数人で価格が高くなる場合は、1人ずつ試すのも手
- ・比較サイトや公式サイトを並行してチェックする
- ・Cookieを削除したり、別のブラウザ・端末で価格を確認する
これらの方法を組み合わせて、できるだけ安価に航空券を確保することができます。
まとめ:航空券の価格は生き物。変動には理由がある
航空券の価格は座席の残数や予約システムのルールによって細かく変動します。1人ずつ購入すると一時的に得をすることもありますが、運賃階層の切り替わりにより、逆に損をする可能性もあるのです。
そのため、航空券を購入する際は、価格変動の仕組みを理解し、予約のタイミングや方法に工夫を加えることが、賢く旅費を節約するポイントです。


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