観光や短期滞在でフランスを訪れる日本国籍者にとって、シェンゲン協定に基づく「90日以内のビザ免除滞在」は魅力的な制度です。しかし、このルールには複雑な条件があり、再入国のタイミングを誤ると入国拒否の可能性もあるため、正確な理解が不可欠です。
90日以内の滞在ルールとは
フランスを含むシェンゲン協定加盟国では、「過去180日間のうち最大90日間」のビザなし滞在が認められています。この90日は連続していても断続的であっても合計で判断されます。
例えば2025年1月26日から4月25日まで90日間フランスに滞在した場合、その後180日間の間は新たな滞在ができない仕組みです。
180日のカウント方法を具体例で解説
「入国した日を基準に、過去180日をさかのぼって滞在日数を集計する」点がポイントです。つまり次回入国希望日の過去180日間に滞在が90日未満であれば入国可能となります。
2025年4月25日を最終日とした場合、そこから180日経過する日は2025年10月22日。この日以降であれば過去180日間の滞在日数が90日を超えないため、新たな入国が可能になります。
いつから再入国が可能?
2025年1月26日〜4月25日の90日間を使い切っている場合、最短の再入国可能日は 2025年10月23日 以降になります。
この日から新たな「180日間の中で90日滞在」のカウントがリセットされる形で、新たな滞在が可能になります。
注意すべき落とし穴と補足事項
「90日間滞在後は90日間出国していれば良い」という単純なものではなく、あくまで「入国予定日を起点に過去180日間の滞在が90日以下であるかどうか」を見るのがルールです。
このルールを超えて入国すると入国拒否、または次回以降のシェンゲン入国審査で問題が発生することがあります。
正確なカウントのためのツール
欧州委員会が提供するシェンゲンビザ計算機を活用すれば、自身の滞在履歴に基づいて次の入国可能日をシミュレーションできます。
また、各国大使館や出入国管理局へ事前にメール等で文書確認しておくと安心です。
まとめ:計画的に滞在日数を管理しよう
フランスのビザなし渡航には厳格な日数制限が設けられています。特に複数回にわたる滞在を希望する場合は、「180日間で90日以内」の原則をしっかり理解し、適切な入国日を選ぶことが重要です。
再入国可能な日付は、最後の滞在終了日からちょうど180日後と覚えておくと便利です。渡航スケジュールをしっかり立てて、次のフランス滞在もトラブルなく楽しみましょう。

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