日本の高速船はすべてウォータージェット?名鉄観光船の推進方式を徹底解説

フェリー、港

「日本の高速船=ウォータージェット式推進」…実は一部例外があります。名鉄観光船など地域航路の高速船がどういった方式を採用しているか、仕組みと実例を交えてわかりやすく解説します。

ウォータージェット式とは?基本のしくみ

ウォータージェット推進とは、船底から大量の水を吸い込み、後方へ高速噴射することで推進力を得る方式です。旋回性・加速性によく、浸水阻力が低い船体で高速性能を発揮します。 :contentReference[oaicite:0]{index=0}

この方式は高速水中翼船(ジェットフォイル)や双胴船など、船体が浮上・高速航行する船に多く採用されています。

日本の代表的高速船における方式

たとえば佐渡汽船・東海汽船・JR九州などが運航するジェットフォイル系高速船は、すべてガスタービン+ウォータージェット推進です。 :contentReference[oaicite:1]{index=1}

川崎重工製ボーイング929をはじめ、最大航速約80 km/hと高速走行を実現しており、荒波にも強いのが特徴です。 :contentReference[oaicite:2]{index=2}

しかし日本の高速船=ウォータージェットではない

「高速船」と一口に言っても、双胴船や単胴の高速フェリーでは、従来型プロペラ推進が主流です。

たとえば名鉄観光船が運航する河和~篠島~日間賀島航路では、高速船と呼ばれますが、ジェットフォイルのような水中翼+ウォータージェット構造ではなく、一般的なスクリュープロペラ式による高速運航船です。 :contentReference[oaicite:3]{index=3}

名鉄観光船は“ウォータージェット”?推進方式を確認しよう

名鉄観光船の公式資料には船型や機関構成の詳細が掲載されておらず、ジェットフォイルのような豪快な水中翼・ガスタービン・ウォータージェット推進ではありません。

航路の所要時間や船体の構造(低速のカーフェリー併用など)から見ても、スクリュープロペラ式と考えるのが自然です。

実例比較で見る推進方式の違い

船舶タイプ 推進方式 特徴
ジェットフォイル(例:ボーイング929) 水中翼+ガスタービン+ウォータージェット 高速・揺れに強い・荒天に強い
双胴型高速フェリー ディーゼル+プロペラ 高速だが低速プロペラ式。ウォータージェットは非採用
名鉄観光船の高速船 おそらくディーゼル+プロペラ 短距離運航向け、ウォータージェット非搭載

まとめ:日本の高速船は“全部ウォータージェット”ではなく、名鉄観光船も例外

  • ⛴ ジェットフォイル型や一部高速フェリーではウォータージェット推進が一般的。
  • ⚓ しかし双胴船や地域航路の「高速船」はスクリュー推進が主流。
  • 🚢 名鉄観光船の高速船もウォータージェット方式ではなく、プロペラ式と判断されます。

高速船と一口に言っても仕組みはさまざま。名鉄観光船はウォータージェットではなく、地域輸送に適した方式を採用していると考えるのがよいでしょう。

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