深夜に長距離ドライブをする際、途中で仮眠をとる人も少なくありません。特に広い駐車場は「車中泊スポット」としても人気ですが、実際どんな場所が選ばれているのでしょうか?今回は、夜中に広い駐車場で仮眠することが「あるある」なのかを、実例とともに解説します。
高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)が王道
多くのドライバーが仮眠場所として利用しているのが、高速道路上のサービスエリアやパーキングエリアです。理由は以下の通りです。
- 駐車スペースが広い
- トイレや自動販売機が24時間利用可
- 他にも仮眠を取る車が多く、安心感がある
たとえば東名高速の「足柄SA」や新東名の「浜松SA」は車中泊・仮眠スポットとして定評があります。
道の駅や大型ショッピングモールの駐車場も利用される
下道を使う人に人気なのが「道の駅」。24時間営業でなくても、駐車場が解放されている場合が多く、特に山間部などでは重宝されます。
また、大型ショッピングモールの駐車場で、営業終了後も仮眠している車を見かけることがあります。ただし、施設によっては禁止されている場合もあるため、利用前に確認が必要です。
夜間の仮眠に適した場所の選び方
安全に仮眠を取るためには、以下の点に注意しましょう。
- 明るさ:ある程度照明がある場所が安心
- 人通り:少なすぎても多すぎても不安、SA・PAの中規模以上が適当
- 騒音:大型トラックがアイドリングしている場所は避けたい
また、「防犯対策としてドアロックは必ず」「目隠しカーテンやサンシェードの利用」もおすすめです。
仮眠時に便利なアイテム
快適な仮眠には次のようなグッズが役立ちます。
- ネックピロー・アイマスク
- 車用マットレスやリクライニングシート
- 携帯トイレ(万一に備えて)
- モバイルバッテリーやUSBファン(夏場)
最近では「車中泊専用マット」や「断熱ブラインド」なども通販で手に入りやすくなっています。
車中泊と仮眠の違いも意識して
あくまで数時間の仮眠を目的とした場合と、宿泊を兼ねた車中泊ではマナーや法的な扱いが異なる場合もあります。仮眠目的であれば、ほとんどのSA・PAや道の駅は黙認されていますが、長時間の占拠や外での調理などはNGです。
各施設のルールを守りつつ、周囲への配慮を忘れないのが基本です。
まとめ:広い駐車場での仮眠は「あるある」だが、マナーと安全を大切に
夜中に広い駐車場で仮眠を取るのは、多くの長距離ドライバーが実践している「あるある」です。高速道路のSA・PAや道の駅など、適切な場所を選び、マナーを守って安全に休息を取りましょう。
疲れたら無理せず「仮眠」は命を守る行動です。しっかり休んで、安全運転を心がけましょう。


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