新幹線の新横浜⇄東京区間利用実態とは？通勤・通学・短距離ニーズを徹底解説！

新幹線の中でも比較的短距離である「新横浜〜東京」間は、どの程度利用されているのでしょうか。本記事では実例や統計を交え、この区間における利用者動向について詳しくご紹介します。

新横浜駅と東京駅の乗車人員データ

2023年度の東海道新幹線全駅利用者数ランキングによれば、東京駅は約182,987人/日、新横浜駅は約68,047人/日と報告されています。

つまり、新横浜〜東京区間は短距離ながら膨大な利用者が乗降しており、単純計算でも数万人がこの区間を毎日利用していることになります。

短い距離（約25 km、所要時間15〜18分）で高速移動できるため、在来線を乗り継ぐより効率が良く、お金に余裕があるビジネスパーソンや学生などには重宝されています。

実際、「新横浜から東京まで15分、870円の特定特急料金で在来線より大幅に時間短縮できる」という利用者の声もあります。

また、イベント時には日産スタジアムや横浜アリーナなど大規模会場へのアクセス手段としても活用され、指定席もデッキ席対応になるほどです。

Q&Aサイトによると、「通勤通学のほか、イベント時の移動でも需要が高い」という指摘があり、実際に朝夕ラッシュ時に新横浜〜東京間を利用する人が増加しています。

ただし、詳細な統計では「新横浜駅での降車は全体の約2割弱」とする観察があり、すべてが新横浜発着利用者というわけではありません。

例えばSNSでは「この区間を通勤で使う人が多い」との投稿もあり、実際、EX会員の利用記録からも6月24日に往復利用、26・28日に片道利用といった例があります。

また、ブログ観察では、「東京発→新横浜発着まで85％前後乗る一方で、新横浜で降りるのは2割弱程度」とされており、通勤目的の一部利用が一定数存在することがうかがえます。

・新横浜駅の新幹線利用者は約6.8万人/日、東京駅は約18.3万人/日
・この区間の利用者にはビジネスや学生の通勤・通学ニーズが含まれ、時短目的の短距離利用が多い
・イベント時にも活躍し、ラッシュ時には指定席対応が取られるほどの需要が確認されている

新横浜～東京間の新幹線利用は、短距離ながら毎日数万人規模であり、時間効率や快適性を重視する層によって支えられています。通勤・通学ニーズに加え、イベント利用や観光目的など複合的な需要があることから、今後も安定した利用が続くことが予想される区間と言えるでしょう。