鳥取県中部には、自然豊かで水質の良い河川が数多く存在し、ガサガサ（川で網などを使って魚や甲殻類を探す遊び）にぴったりのスポットが点在しています。この記事では、地元で人気の高いおすすめの河川を中心に、注意点や捕れる生き物についても詳しくご紹介します。
東郷池流入河川｜魚も甲殻類も狙える人気スポット
東郷池に注ぐ小さな支流は、流れが穏やかで水深も浅く、ガサガサ初心者にも安心して楽しめる環境が整っています。特に夏場はハゼ、ヨシノボリ、エビ類が豊富で、浅瀬での採取が容易です。
おすすめポイントは湖岸周辺のヨシの茂みや水草エリア。こうした場所には小型魚やミナミヌマエビなどが多く生息しており、網を入れるたびに発見があります。
加茂川上流（倉吉市付近）｜涼しくて生物も豊富
加茂川は倉吉市街地を流れる主要河川で、上流域は特に水が澄んでおり、アユやカワムツ、カジカなどの魚種が確認できます。また、岩陰や落ち葉の溜まる場所ではカワニナやサワガニなども多く見られます。
特におすすめのエリアは、関金町周辺。民家も少なく静かで、自然のままの流れの中に多様な水生生物が生息しています。
小鴨川（こがもがわ）流域｜ガサガサの穴場的存在
加茂川の支流である小鴨川も、生き物が多く観察できることで知られています。特に天神川合流点近くでは、水の流れが穏やかで水草も豊富なため、魚の隠れ家となっています。
モクズガニやドジョウ、小型のフナ類なども見つかるため、お子さん連れのファミリーにも最適です。
天神川支流域｜大型の甲殻類も狙えるスポット
天神川は鳥取県中部の代表的な河川で、支流に入ると特に自然のままの環境が残っている場所が多く、ウナギや大型のテナガエビ、スジエビなどが狙えるポイントも存在します。
また、夕方～夜にかけての観察ではカニや夜行性の水生昆虫も見られるため、ナイトガサガサもおすすめです。
ガサガサを安全に楽しむためのポイント
- 長靴や濡れてもよい服装、軍手を準備：ガラス片や水中の障害物からのケガ防止に必須です。
- 熱中症・日焼け対策：帽子や水分補給も忘れずに。
- 法律とマナーを守る：天然記念物や保護対象の生き物は採らず、環境に配慮した活動を心がけましょう。
特に夏場はアブや蚊の被害もあるため、虫除けスプレーも用意しておくと快適です。
まとめ｜鳥取中部は“川遊びの宝庫”だった！
鳥取県中部には、川遊びやガサガサが楽しめる環境がたくさん揃っています。どの河川にも特色があり、魚や甲殻類との出会いがあなたを待っています。
ぜひ自分だけの“秘密のスポット”を見つけて、自然とふれあいながら豊かな時間を過ごしてみてください。安全第一で、マナーを守って楽しい川時間を！
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