Googleマップでは非常に多くの情報が閲覧できますが、地理地名(山脈・半島・平野など)に関しては名称表示が限定的な場合があります。特に地形を詳しく学びたい人にとっては少し物足りないかもしれません。この記事では、そうした地理地名を詳しく見るための代替アプリをご紹介します。
なぜGoogleマップに地理地名が少ないのか?
Googleマップは「都市機能」や「交通情報」に重きを置いているため、地理的名称(半島・山地など)の表記は必要最低限に留まっています。
たとえば「知多半島」は表示されるのに対して、対岸の「渥美半島」や「三河湾」などの表示が不明瞭だったり、ズームによって出たり消えたりすることもあります。
地理地名に強い地図アプリおすすめ
- 国土地理院地図(Mapion・地理院地図)
詳細な等高線や地形名が表示される政府公式地図。[参照] - Yahoo!地図
Googleマップよりも地名表示がやや豊富で、縮尺によって地形名が細かく表示される。 - スーパー地形(有料:iOS・Android)
地理マニアや登山者向けのアプリ。山脈・谷・台地などが詳細に表示され、オフラインでも使えます。 - Topo GPS
欧米を中心とした地形地図アプリですが、日本の一部にも対応。地形を視覚的に学べます。 - Google Earth
3D視点で地形を立体的に把握可能。山脈の起伏や半島の形状を俯瞰して確認できます。 - OpenStreetMap(OSM)系アプリ
地名がユーザー編集で追加されるため、場所によってはGoogleより豊富な場合も。
iPad・Androidで使うときのおすすめ設定
iPadで使う場合はSafariやChromeから「地理院地図」へアクセスし、航空写真と「淡色地図」モードを重ねると見やすくなります。
Androidでは「スーパー地形アプリ」や「Yahoo!地図アプリ」を組み合わせて使うと便利。ズーム倍率を上げて「地名レイヤー」をONにしましょう。
半島名・山脈名を調べる小技
Google検索で「〇〇半島 地図」「△△山脈 地形図」と検索し、画像検索結果から見るのも一つの方法です。文献名入りの地図や学習向けの地理ポスターが見つかることもあります。
また、Wikipediaなどで対象の地域名を検索すると、周辺地形や隣接地名を網羅的に確認できます。
まとめ
Googleマップは便利ですが、地理地名を詳細に知るには特化アプリの併用が必須です。特に国土地理院地図やスーパー地形アプリは精度・内容ともに抜群。iPadでも快適に使えるので、地理を楽しみながら深く学びたい方にはおすすめです。


コメント