高速道路などで設置されているオービス(速度違反自動取締装置)は、違反車両を撮影する際に光を発します。一般には赤いフラッシュが知られていますが、白色に光ることもあるのでしょうか?この記事では、オービスの種類や光り方の違い、通知が来るまでの流れについて具体的に解説します。
オービスの種類と光の色の関係
オービスには大きく分けて以下の3種類があります。
- ループコイル式:路面に埋め込まれたセンサーで速度を測定し、基準を超えた場合に撮影。
- Hシステム:高架に設置された装置で速度とナンバーを自動認識。
- 新型レーザー式:移動式も含み、赤外線やレーザーを用いて測定。
一般的には赤いフラッシュを発する機種が多いですが、最新の機種や一部では白色のストロボが採用されているケースもあります。特に夜間でもナンバープレートやドライバーの顔を鮮明に記録するために白色LEDを使用していることがあります。
シャッター音や白い光は作動のサイン?
オービスが作動するとき、「カシャッ」というシャッター音や、光の反射が確認されることがあります。音がドラレコに録音されているということは、何らかの動作があった可能性は否定できません。
ただし、「白い光=違反確定」とは限らず、センサー誤検出、前車の撮影、もしくは単なる警告の可能性もあります。赤いフラッシュが出なかったとしても、白色LEDを使用したオービスでは通常の挙動であることもあります。
実際に通知が届くまでの流れ
仮に違反が記録された場合、1〜4週間程度で管轄警察から通知が届きます。通知が来なければ「対象外」とされたか、他車が対象だった可能性があります。
通知の内容には、出頭要請、撮影された写真、違反日時などが記載されており、出頭先の警察署が明記されています。通知が届いたら無視せず、誠実に対応しましょう。
他の要因で光るケースにも注意
道路上にはオービス以外にも光源があります。例えば。
- トンネル入口の自動明かり
- 非常用照明
- ETCや料金所センサー
- 他車のフラッシュ(煽り運転対策ドラレコ含む)
夜間走行中は、こうした光の影響で「オービスに撮られた?」と勘違いすることもあるため、焦らず冷静に確認しましょう。
まとめ:白く光ってもすぐに焦らず、通知を待つのが正解
白い光がオービスによるものかは、機種によって異なります。赤いフラッシュがないからといって安心できるわけではありませんが、白く光ったからといって必ず違反通知が届くとも限りません。
通知が届くまでは焦らず、いつどのタイミングだったかを記録しておくと、万が一通知が来た際にも冷静に対応できます。過去の経験者の声でも「白く光ったが通知は来なかった」というケースも多く報告されています。


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