北陸新幹線の将来ルートを考察|山陰・名古屋方面への拡張は現実的か?

鉄道、列車、駅

北陸新幹線は2024年に金沢〜敦賀間が延伸され、さらに関西方面への接続が注目されています。本記事では、金沢から大阪・名古屋・山陰方面への将来的なルート構想について、現状の整備計画や提案ルートをもとに検討します。

北陸新幹線の現状と延伸計画

現在、北陸新幹線は東京〜金沢間が開業済みで、2024年には敦賀まで延伸される予定です。その先、大阪までのルート(いわゆる「北陸新幹線 南回りルート」)については、米原・小浜・京都など複数案が検討されてきました。

2023年時点では「小浜・京都ルート」が政府によって正式に採用されており、これにより京都を経て新大阪に至る計画が動いています。

鳥取・山口・松江・浜田方面への延伸構想は?

ご提案の「金沢―敦賀―舞鶴―鳥取―松江―浜田―山口―大阪―京都」というルートは、いわば山陰縦断ルートにあたります。これは、山陰地方の鉄道網が不十分な現状を解消する夢のある構想です。

ただし、国の新幹線基本計画において山陰ルート(山陰新幹線)の整備は凍結状態であり、コスト面・需要予測の課題から具体的な動きはありません。現状では優先順位が低いとされています。

福井〜岐阜羽島ルートで名古屋へ?

もう一つのご提案「福井ー岐阜羽島」ルートは、東海道新幹線と北陸新幹線を結ぶショートカットとして魅力的です。岐阜羽島は名古屋駅へのアクセスも比較的良好なため、名古屋直通需要の代替案として注目される可能性があります。

ただし、既に金沢から名古屋へは「しらさぎ」などの特急列車が運行されており、名古屋方面への新幹線ルートの整備は国の優先計画には含まれていません。

現実的な拡張計画と今後の展望

北陸新幹線の大阪方面延伸については「2031年度ごろの開業」を目指して、小浜・京都経由ルートで整備が進んでいます。これにより、新大阪での東海道新幹線への接続が可能になり、全国的な利便性が向上します。

将来的に交通需要や地域の要望が高まれば、山陰ルートや岐阜羽島ルートといった構想が再浮上する可能性はありますが、現時点では実現性は低いと見られています。

まとめ

北陸新幹線のルート構想には多くの可能性があり、ご提案のような山陰縦断ルートや岐阜羽島連結ルートも非常に興味深いアイデアです。

ただし、国の整備計画や優先順位、予算、利用需要といった現実的な要因を考慮すると、まずは小浜・京都を通る新大阪延伸が実現の第一歩となりそうです。

将来の新幹線網の充実のためには、地域住民の声や利用者のニーズを丁寧に届けていくことも大切です。

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