関越道・渋川伊香保IC～沼田ICのオービス＆Nシステム実態と昼間の赤光の正体

関越自動車道の渋川伊香保インターチェンジから沼田インターチェンジ間を走る際、「赤く光った！」と感じた経験をした方の疑問に答えるべく、この記事ではNシステムとオービスの違いや、この区間での実際の取り締まり設備の状況、赤光の見え方のメカニズムをわかりやすく解説します。

🚘Nシステムとオービスの違い

Nシステムはナンバーを読み取る赤外線カメラで、速度取締りではなく犯罪防止に利用されます。一方オービスはスピード違反を自動撮影する装置です。その目的の違いが設置方式にも反映されています。

オービスは光が強く、昼間でもフラッシュ光が目に見えますが、Nシステムは赤外線カメラが薄赤く光るだけで、肉眼ではほとんど見えません。

ドライブ中に「赤っぽい光が見えた！」という経験は、実は肉眼やドライブレコーダーの反射による錯覚である可能性が高いです。

昼間は太陽光が強いため赤外線は見えにくく、カメラや反射材に反射した光が赤っぽく映ることがあります。夜間は薄赤く見えることもありますが、昼間に明確な赤光はほぼありえません。

実際、この区間には固定式・半固定式のオービスは設置されていないとの情報があります。利用する際はスピード違反とは無縁の安心区間と言えるでしょう。

また、この区間は上り坂が多く、速度超過しにくい構造になっているため、Nシステムによる速度取り締まりも現実的ではありません。

あるQAでは「Nシステムが赤く光っているのは普通です」「伊香保〜沼田で固定式オービスは見たことがない」という回答もあり、夜間の赤光の錯覚は珍しくないとの声がありました。

また複数の情報源でも、「Nシステムは昼間ほとんど光らず、見えたとしても錯覚」と指摘されています。

この区間で赤光が見えたと感じても、それはNシステムからの赤外線反射や光の錯覚によるもの。実際にスピード違反取り締まりがあるオービスは設置されていません。

したがって、運転者は速度制限を守りつつ、安全に運転を心がければ、安心して走行できる区間と言えるでしょう。

バラエティ豊かな交通情報をもとに、楽しく安全なドライブをお楽しみください。