温泉やスパでのレジオネラ菌――“空気感染”は起こる?正しい知識と感染リスクを整理

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温泉やスパでレジオネラ菌の“空気感染”という話を耳にしたことはありませんか?この記事では、レジオネラ菌の感染経路やエアロゾルに関する正しい知識を、専門家の知見に基づいてわかりやすく説明します。

レジオネラ菌とは?

レジオネラ菌は水中で増殖しやすい細菌で、浴槽・スパ・冷却塔・噴水などのエアロゾル(細かい霧状の水)から感染することがあります。

世界保健機関(WHO)や米CDCによると、「霧状の水滴を吸い込むこと」が主な感染経路とされています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

エアロゾル=“空気感染”? の誤解を解く

実は、飛沫が乾いて微粒子になり遠くまで漂う“空気感染”とは異なります。

レジオネラ菌の場合は、水滴に菌が付着した状態のまま吸い込む「エアゾル感染」で、ウイルスのように湿気が蒸発後も菌が空中を漂って感染するわけではありません。

感染事例と条件

実際に発生したアウトブレイクでは、花博やスパ、クーリングタワーなど、エアロゾルを大量に発生させる環境が原因となっています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

浴場のような閉鎖空間でエアロゾルが多く含まれる環境では、清潔な水と適切な消毒が重要です。

ウイルスはどこから“湧いて”来るの?

菌やウイルスは、水滴や飛沫に含まれている微生物が乾燥後にそのまま空中を漂うわけではありません。

エアロゾルに含まれる微生物は元々水中に存在しており、その水滴が飛沫や霧になって空中に浮遊するときに一緒に取り込まれる構造です。

レジオネラ感染を防ぐために

  • 浴槽やシャワーの清掃・消毒、水温調節(60℃以上)
  • 露天風呂や屋外浴場では通気を確保
  • プール・スパ施設では細かい霧(ミスト)の使用を抑制

まとめ

レジオネラ菌の感染は「水滴に含まれた状態での吸入」が主であり、“空気感染”とは異なります。

正しい対策(消毒・温度管理・換気)を施すことで、安心して温泉やスパを楽しむことができます。

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