モルディブに入国するには、事前にIMUGA（モルディブ入国健康申告フォーム）の登録が必要です。しかし、特典航空券や複数経由地がある旅程で、フライト番号が正しく入力できずにエラーが出るケースも少なくありません。この記事では、特に「シンガポール経由マレ行き」など複雑なルートでのIMUGA入力時の注意点と対処法を詳しく解説します。
IMUGAとは？モルディブ入国に必須のオンライン申請
IMUGAはモルディブ政府が運営するオンライン入国フォームで、モルディブ入国の72時間以内に提出が義務付けられています。入力内容には、個人情報、宿泊先、ワクチン接種状況、そしてマレ到着時の最終フライト情報が含まれます。
シンガポールやドーハ、クアラルンプールなどを経由してマレに到着する旅行者は、マレに着陸する最終便のフライト番号を入力する必要があります。
IMUGAにフライト番号が見つからない場合の対処法
特典航空券などを使っている場合、IMUGAのフォームで該当の便が見つからないケースがあります。これは、入力欄がシステムに登録された一部の便しか検索対象になっていないためです。
その場合、以下の方法を試してみましょう。
- 航空会社コード＋便名を正確に入力（例：SQ432など）
- 前後のスペースや全角文字が混ざっていないか確認
- ブラウザをGoogle Chromeに変更して再入力
- スマホでうまくいかない場合はPCから試す
それでも解決しない場合は、最終手段として「Other」を選択し、備考欄（Remarks）に便名や出発地を手入力してください。
複数経由便でも大丈夫！登録すべきは「マレに到着する便」
IMUGAではすべての乗継便を登録する必要はなく、モルディブに着陸する便のみを入力します。例えば、羽田→福岡→シンガポール→マレというルートであれば、「シンガポール→マレ」の便名を正確に入力しましょう。
また、24時間以内の経由であっても、経由地での入国がない限りはトランジット扱いのため、IMUGAに登録する必要はありません。
特典航空券利用時の注意点
マイルなどで取得した特典航空券の場合、eチケットに記載された便名が簡略化されていたり、システム登録と異なる場合があります。航空会社の公式アプリやサイトで確認できる正確な便名を入力しましょう。
どうしても便名が見つからない場合は、搭乗証明として航空券のスクリーンショットを撮っておき、空港での入国審査で提示できるようにしておくと安心です。
よくあるエラーと対処事例
事例1：「SQ◯◯◯で入力したが『該当なし』と表示」
→コードと便名の間にスペースがある、または全角文字が含まれていることが原因。半角英数で正確に入力しなおしてください。
事例2：「IMUGAフォームがフリーズする」
→一部スマートフォンでは入力フォームが正しく動作しない場合があります。PCからのアクセスや、異なるブラウザを使用してください。
まとめ：IMUGAの入力には焦らず冷静な対処を
モルディブ入国のためのIMUGA入力は、やや分かりにくい部分もありますが、重要なのは「モルディブ到着便の正しい便名を入力すること」です。入力トラブルがあっても、ブラウザを変える・手動入力・備考欄の活用などの方法で解決できますので、慌てずに対応しましょう。
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