アメリカのJ-1ビザ取得を目前に控えながら、ビザ面接の予約が間に合わないケースは少なくありません。特に夏の渡航シーズンは予約枠が埋まりやすく、急遽「緊急面接(Expedited Appointment)」を申請する必要が出てきます。この記事では、その申請方法や必要な書類、そして実際の通過例を交えてご紹介します。
■ 緊急面接リクエストとは?
緊急面接リクエスト(Expedited Appointment Request)は、渡航日が迫っているのに通常のビザ面接日程では間に合わない場合に申請できる制度です。J-1ビザを含むFやMなどの学生ビザが対象で、正当な理由が認められれば数日以内に面接枠が開放されます。
対象となるのは「学期開始日が近づいている」「プログラム開始前に入国する必要がある」といったケースです。観光ビザなどでは申請できないため、条件を確認しましょう。
■ 申請のタイミングはいつがベスト?
緊急面接リクエストは、通常の面接予約を完了した後でないと申請できません。まずは最も早く取得できる面接日時を確保し、そのうえで「申請ページ」から緊急リクエストを提出します。
多くの経験者が、渡航予定の2〜4週間前を目安に申請しています。J-1ビザの場合は「DS-2019に記載されたプログラム開始日」から逆算し、余裕を持ってリクエストを行いましょう。
■ 緊急性を示すために必要な書類
- DS-2019フォームのコピー(プログラム開始日が記載)
- SEVIS支払い証明書(I-901)
- 学校またはプログラム提供者からのレター(「この日までに到着が必要」という記載があると強力)
- 航空券の予約情報(可能であれば)
申請フォームにこれらの情報をアップロードするわけではありませんが、申請理由を英語で300文字以内に記載する欄があります。そこで「なぜ通常の面接では間に合わないのか」「何月何日までに出発しないといけないのか」を明確に説明しましょう。
■ 承認された事例と申請文の例
たとえば、「My DS-2019 indicates my exchange program begins on August 25, and the next available appointment is after this date. I need to enter the U.S. prior to the program start to attend mandatory orientation.」など、具体的な日付や理由を含めることで通りやすくなります。
実際に通過した方の多くは、大学からの「オリエンテーション参加が必須」と記されたメールやPDF文書を引用しています。
■ もし却下されたらどうする?
緊急面接リクエストが却下されても、通常の面接予約はキャンセルされません。時間帯を変えて何度かログインし直すと、キャンセル枠が出てくることもあります。また、東京・大阪・福岡など複数の米国大使館ページを確認するのも手段のひとつです。
まとめ:冷静かつ早めの行動がカギ
J-1ビザでの留学を控えている方にとって、ビザ面接の遅延は大きな不安材料です。まずは冷静に予約を確保し、そのうえで緊急リクエストの条件や必要書類を整えて、適切なタイミングで申請を進めましょう。大使館側も学生ビザに理解があるため、正当な理由があれば迅速に対応されるケースがほとんどです。


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