青春18きっぷで名古屋発・2泊3日で行けるおすすめ遠征ルートと旅の魅力

鉄道、列車、駅

電車の旅にロマンを感じるなら、青春18きっぷは最高の相棒です。特に2泊3日での旅なら、乗り換え少なめで風景を楽しめるルートを選ぶことで、旅の満足度は格段に上がります。この記事では、名古屋発で8月中旬におすすめの遠征ルートと、各日のモデルプランをご紹介します。

青春18きっぷの魅力と使い方の基本

青春18きっぷは、JRの普通・快速列車が1日乗り放題になるきっぷで、5回分セット(12,050円)として販売されます。1回=1人1日分として利用でき、1人で5日使ってもよし、複数人で同じ日に分けて使うことも可能です。

利用可能期間:2024年夏季は7月20日~9月10日まで。お盆の期間(8月13日~15日)も利用できます。ただし混雑が予想されるため、早朝出発がおすすめです。

2泊3日モデルコース①:名古屋→富山→金沢→名古屋

1日目:名古屋→高山→富山
名古屋駅から高山本線経由で富山へ。高山では途中下車も可能で、観光地としても有名です。進行方向向きの座席も多く、車窓からの山並みは絶景です。

2日目:富山→金沢→福井(宿泊)
あいの風とやま鉄道区間は青春18きっぷ対象外のため、富山〜金沢間は別途料金が必要です。金沢では兼六園や近江町市場を楽しみ、福井まで足を延ばすのもおすすめ。

3日目:福井→米原→名古屋
北陸本線から琵琶湖線を通って名古屋へ。所要時間は6〜7時間程度で、比較的ゆったりした移動ができます。

モデルコース②:名古屋→鳥取→姫路→名古屋

1日目:名古屋→米子→鳥取
名古屋から新快速と伯備線経由で鳥取方面へ。米子~鳥取は田園風景と山陰海岸の風景が魅力的です。

2日目:鳥取観光(砂丘や白兎神社)→姫路(宿泊)
山陰本線を南下し姫路へ。進行方向を向いて座れるローカル列車も多く、旅情が感じられます。

3日目:姫路→名古屋(播但線・新快速)
姫路からは新快速で乗換なしの長距離移動ができ、快適な復路となります。

ローカル感と進行方向を向く列車を楽しむには

特に高山本線、山陰本線、越美北線、飯田線などは、ローカル感が強く風景が変化に富んでいます。ボックスシートも多く、進行方向に座ることができる確率も高いです。

また、始発駅や乗客が少ない駅での乗車を狙えば、窓側や進行方向向きの座席を確保しやすくなります。混雑回避のためにも、早朝の行動をおすすめします。

旅をより楽しくするコツ

  • 乗車前に駅弁やご当地グルメを調達すると移動時間が充実
  • モバイルバッテリーや読み物、撮影用のスマホスタンドが便利
  • 途中下車して名湯やご当地グルメに触れると、さらに満足度アップ

また、お盆期間は臨時列車の情報も確認しておきましょう。混雑を避けるなら、観光地でない駅周辺に宿を取るのも一つの手です。

まとめ:青春18きっぷは“時間を楽しむ”旅

青春18きっぷの旅は、「いかに遠くへ行くか」以上に、「どんな景色と出会うか」「どんな電車で過ごすか」が大切です。乗換が少なく、進行方向に座れて、ローカル感を味わえるルートは無限大。名古屋からの2泊3日旅も、計画次第で大きな冒険になります。

ぜひ、地図を広げて自分だけのルートを探してみてください。きっと忘れられない夏の思い出になるでしょう。

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