新幹線を利用する際に、ホームの案内表示に「次の駅」以外の駅名が併記されていることに疑問を持った方も多いのではないでしょうか。特に大宮駅では、北陸・上越新幹線方面に「熊谷・高崎」、東北新幹線方面には「小山・宇都宮」と表示されています。なぜ「次駅」だけでなく、先の駅名も表示されるのでしょうか。本記事ではその理由をわかりやすく解説します。
表示される駅名は「主な停車駅」
大宮駅の新幹線ホームに掲示される「熊谷・高崎」や「小山・宇都宮」は、実は「この列車が通る主な駅」の一部をピックアップして表示しているものです。つまり、必ずしも「次駅」だけを表示しているわけではありません。
このようにすることで、利用者が目的地の停車駅かどうかを瞬時に判断しやすくなっています。特に通勤や通学で新幹線を利用するリピーターにとっては、列車選びを素早く行うための情報として非常に有効です。
なぜ「熊谷・高崎」や「小山・宇都宮」なのか?
表示される駅には、乗降客数が多く、かつ停車本数が多い駅が選ばれる傾向があります。「熊谷・高崎」や「小山・宇都宮」は、いずれも主要都市であり、多くの列車が停車する拠点駅です。
例えば、大宮から北上する上越新幹線の列車は、次の駅が熊谷でも、ほとんどの列車が高崎にも停車するため、利用者にとっては両駅の情報が表示されている方が便利なのです。
実例:上越新幹線の案内表示
実際の表示を例に見てみましょう。
- 案内表示:上越新幹線「熊谷・高崎」方面
- 列車名:たにがわ603号
- 停車駅:大宮→熊谷→高崎→上毛高原→越後湯沢
このように、案内表示には最初の数駅、かつ主要駅が記載されており、詳細な停車駅は車内や案内放送、または時刻表アプリで確認する必要があります。
案内板は「利便性」と「識別性」のための工夫
駅のホームに掲示される案内表示は、多くの乗客が一目で行き先を判断できるよう、情報を圧縮しつつも分かりやすく伝えるために工夫されています。
「○○・○○」と2駅表記されるのは、次駅とその先の主要駅をセットで表示することで、目的地がその列車の通過ルートに含まれているかを乗客が判断しやすくする意図があります。
誤解されがちなポイントと注意点
案内板の表記を「次の停車駅」と誤解してしまうと、「なぜ高崎が書いてあるのか?」と疑問に思ってしまうかもしれません。ですが、実際には「この方面に向かう、主に停車する駅」を表していると考えれば、納得できるでしょう。
そのため、出発駅の案内表示はあくまで参考情報とし、正確な停車駅は公式の時刻表や列車の車内モニターなどで確認するのがおすすめです。
まとめ:案内表示の意図を理解して賢く移動しよう
新幹線ホームの案内表示に記載されている複数駅名は、「次駅」ではなく「代表的な停車駅」を示しているものです。これは乗客の利便性を高めるための工夫であり、決して間違いではありません。
表示の意味を正しく理解することで、初めて利用する路線でもスムーズに移動が可能になります。目的地への経路をより確実に、そして快適に選ぶために、表示の見方を知っておくことは大切です。

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