アメリカ旅行で日本の袋ラーメンを持っていきたい方へ。日本では定番でも、実は“肉エキス入り”が多く、税関で没収されてしまうことが少なくありません。この記事では、どんな種類なら持ち込めるか、要チェック点とおすすめ商品をご紹介します。
●NG:肉エキス・動物由来成分が入ったラーメン
アメリカ税関(CBP)では肉、肉エキス、ブイヨンなど、動物由来成分が入った即席麺は原則〈持ち込み禁止〉です。
たとえばチキンラーメン、豚骨・牛骨スープの袋麺は没収対象となり、たとえ小袋でも申告しても持ち込み不可です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
●OKの目安:肉由来成分なし・魚介出汁など植物性・海産物のスープ
肉エキスなしで“乾麺タイプ”なら持ち込みが認められるケースがあります。例えばどん兵衛のそば・うどん系や、魚介出汁ベースの麺類です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
ただし、必ず原材料表をチェックし、肉・チキンエキス等が入っていない商品を選びましょう。
●申告すればチェック対象に・黙って持ち込むと罰則も
どんな食品でも、入国時には税関申告が必要です。申告しないと没収だけでなく罰金対象になる可能性もあります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
即席めんは“food”項目に含まれるため、青い線とパッケージを素直に申告してください :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
●旅行者の体験談:没収された例もあり
実際にチキンラーメンなどの肉エキス入り即席麺は、空港税関で没収されたというケースが多数報告されています :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
一方で両替など植物性のみ、魚介出汁系の即席麺は没収されず通過した例もあります :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
●おすすめは?肉成分なし・軽く持ち歩きやすい麺類
- どん兵衛 そば・うどん系
- 乾麺タイプの素ラーメン(スープなし)
- 魚介出汁ベースの即席麺
いずれも原材料表記に「チキン」「ポーク」「ビーフ」などがないことを確認してください。
まとめ:肉成分に注意して“袋麺”選びを
アメリカへの袋ラーメン持ち込みで失敗しないためには、肉・動物由来成分が入っていないかどうかがすべてです。
旅行前には必ず原材料を確認し、申告を忘れずに。そうすれば、現地でも安心して日本の味を楽しめます。


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