長距離移動の際、高速道路の料金が想定より高く感じたことはありませんか?本記事では、Googleナビの料金表示の誤差やETC割引制度、深夜割引の適用条件などについて詳しく解説します。
Googleナビの高速料金はなぜ違う?
Googleナビで表示される高速料金は、おおまかな目安として提供されています。料金データは高速会社の実データに基づいていますが、最新の割引や迂回ルート、特殊通行料金などが反映されていない場合があります。
特に首都高・阪神高速など一部の都市高速の加算料金や、経由ルートによる料金変動が反映されにくく、実際の料金とズレが生じやすいです。
ETCマイレージ登録なしでも割引は適用される?
ETC割引(深夜割引・休日割引など)は、ETCカードを使って通行すれば自動で適用されます。ETCマイレージに登録していなくても、割引そのものには関係ありません。
ただし、ETCマイレージに登録すればポイントが貯まり、次回以降の通行料金に充当できます。頻繁に使う方は登録するのがおすすめです。
深夜割引はどのタイミングで適用される?
深夜割引(30%割引)は、午前0時〜4時の間に通行している場合に適用されます。
具体的には、高速道路の走行中にこの時間帯に該当すれば適用となり、入口や出口の通過時間のみでは判定されません。
たとえば23:50に入口から入り、0:30に通過中なら割引適用。ただし、0:00直前に入り、すぐに降りた場合(0:00前に全通過)だと割引適用外になります。
走行ルートによる料金の違い
Googleナビで表示されるルートにある都市高速(首都高、阪神高速など)は、短時間乗っただけでも数百円〜千円以上かかる場合があります。
たとえば「環状線に乗らなかった」としても、Googleが想定したルートと異なるため、割引条件が変わったり、通行区間が長くなっていたりして金額が増えてしまうことがあります。
料金の確認方法と正確な調べ方
- NEXCO東日本・中日本・西日本の「ドラぷら」サイトでは、ETC料金や割引適用の有無をシミュレーションできます。
- iHighwayなどでも渋滞情報や通行止めを確認できます。
「出発IC」「到着IC」「通行予定時間」を入力することで、より正確な料金を知ることができます。
まとめ:高速料金の誤差をなくすために
高速道路料金は走行時間やルート、利用ICによって大きく変わることがあります。Googleナビの表示はあくまで目安であり、正確な金額は公式の料金サイトで確認するのがベストです。
また、ETC利用だけで割引は受けられますが、マイレージ登録でさらにお得になります。旅行や帰省で長距離移動の際は、時間帯・ルート・利用カードを意識して計画するのがコツです。


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