国鉄形ディーゼル機関車の代表格であるDD51・DE10。保存車両ではなく「現役で動いている姿」を楽しみたい方に向けて、2025年現在の活躍スポットをまとめました。
DD51形:現役は僅か16両、狙い目はJR東・西・貨物
DD51はかつて全国で活躍しましたが、2025年時点で現役で動くのはJR東日本:2両、JR西日本:8両、JR貨物:6両、計16両のみ。
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JR東日本では群馬県下り列車やSL補機運用、JR西日本では工事列車やSL代走(やまぐち号等)、JR貨物では工臨・貨物列車で稀に見ることができます。
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DE10形:幅広い地域で現役、配置区が豊富
DE10は1966~78年製造、2023年時点で全国に約138両が現役稼働中。JR各社のほか、私鉄や臨海鉄道で牽引・回送・除雪車として活躍しています。
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主な配置先は仙台・新鶴見・愛知・岡山・門司・釧路・旭川・函館・秋田・盛岡・郡山・新潟・富山・梅小路・福知山・宮原・後藤・下関など多数。
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おすすめスポット&列車例
・鬼怒川線・真岡鐵道:SL列車をDE10が回送や補機牽引する場面が見られる可能性あり。
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・えちごトキめき鉄道(直江津~糸魚川間):DE10牽引の配給輸送列車が運行されることも。
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・奥出雲おろち号(木次線):DE10+12系客車で観光列車として現役運行中(週末限定)。
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狙いどころ:SL列車の補機や工事列車に注目
DD51・DE10ともに、SLやまぐち号・DLやまぐち号の牽引、各地での工事列車・貨物列車の補機などで稀に活躍。列車ファン向けの臨時列車や団体臨時列車情報をチェックすると出会えるチャンスがあります。
JR西日本のDLやまぐち号や、JR東日本・群馬県民の日DLイベントなどは注目です。
ポイント整理:見るために押さえたい3つのヒント
- SL列車の補機や臨時運行情報を要チェック
- 鉄道イベントや配給輸送日程をSNS・鉄道サイトで確認
- ローカル私鉄・臨海線もDE10の活躍場
まとめ
DD51は全国でも16両のみが現役、主にSL補機や工事列車で稀に走行。JR東日本・JR西日本・JR貨物の情報チェックが鍵になります。
DE10は全国配置の本数が多く、特にSL牽引・配給輸送・観光列車などで比較的頻繁に動態が見られます。配給列車や観光列車スケジュールを把握し、現役のディーゼル機関車を追いかけてみてください。

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