来週ベトナムに旅行する予定なのに「パスポートの有効期限が6ヶ月を若干すぎてしまった」と不安になっている方へ。実は、APECビジネストラベルカード(ABTC)があるとルールが少し変わる場合もあります。この記事ではその詳細をわかりやすく解説します。
ベトナム入国に必要なパスポート有効残期間
基本的に、ベトナム政府は入国時に「パスポートが少なくとも6ヶ月以上有効であること」を要求します。これは観光ビザでもABTC利用でも変わりません。
米国国務省や旅行情報サイトでも同様に記載されており、全旅行者に適用されます。[参照]
APECカード所持者の特例とその限界
ABTCホルダーは、観光ビザなし(最大60日間)でベトナムに入国できます。ただしこれはあくまで“ビザの免除”であり、パスポートの有効期限条件は別途満たす必要があります。
ABTCとパスポートが連動しており、カードの有効期限はパスポート期限と連動します。有効期限切れのパスポートではABTCも使用できません。 [参照]
実例:入国審査での注意ポイント
例として旅行者がパスポート期限があと5ヶ月半だった場合、航空会社のチェックインで拒否される可能性があります。ベトナム到着時も入国拒否されるリスクが高まります。
また、ABTCを所持していても、そのパスポート期限が切れている場合は入国許可されない上に、ビザ免除も受けられません。
ではどうすればよいか?3つの対策
- 即時対応:渡航前にパスポートを更新(一般的には1週間前後)。
- 代替案:どうしても更新できない場合は、電子ビザ(e‑Visa)を取得。これも6ヶ月以上必要です。
- 特例確認:担当の大使館や入国管理局に確認し、特別措置の可否を相談する。
Q&A
Q: APECカードがあれば、有効期限超過でもOK?
A: いいえ。パスポート6ヶ月ルールは免除されません。
Q: カードと一緒に使うパスポートだけ更新したらOK?
A: はい。ABTCを発行したパスポートを継続して使う場合、期限内であれば有効です。
まとめ
旅行予定が迫ると焦りがちですが、ベトナム入国にはパスポート有効期間が最重要です。APECカードを持っていても期限切れパスポートは無効です。渡航前に更新し、安全な旅を!


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