旅行や出張でホテルを探すと、楽天トラベルやじゃらん、一休.comなどの予約サイト(OTA:Online Travel Agent)に多くのホテルが掲載されています。しかし「公式サイトで直接予約した方が安くてホテルにもメリットがあるのでは?」と疑問を持つ方も多いはずです。本記事では、その理由と価格の違いの仕組みについて詳しく解説します。
ホテルが予約サイト(OTA)を利用する理由
ホテルがOTAを利用する最大の理由は「集客力」です。楽天トラベルやじゃらんなどは、数百万人単位のユーザーを抱えており、ホテル側にとっては自社でのマーケティングコストをかけずに広く露出できます。
また、特に地方の中小ホテルやビジネスホテルでは、公式サイトへの集客力が弱いため、OTAは欠かせない販路となっています。
OTAの掲載には手数料がかかる
OTAはホテルから10〜20%ほどの手数料を取ります。このため、ホテル側としては「できれば公式サイトから予約してほしい」と思っているのが本音です。
しかし、OTAを通じて認知してもらい、宿泊してもらうことによってリピーター獲得につながる可能性があるため、初回集客には有効と考えられています。
予約価格は公式サイトとOTAで違う?
一概に「公式サイトが安い」「OTAが安い」とは言えません。ホテルによって価格設定が異なるほか、OTAでは限定ポイント還元やタイムセール、クーポンが使えるため、実質的にOTAの方が安くなることも多々あります。
逆に、ホテルによっては「ベストレート保証」を掲げ、公式サイトが最安値になるよう調整している場合もあります。公式とOTAで条件をよく比較することが重要です。
価格.comと予約サイトの違い
価格.comは主に「販売価格を比較するプラットフォーム」ですが、OTAは「販売も行う仲介業者」という違いがあります。
つまり、価格.comはあくまで情報を集約して他社の販売ページへ誘導するのに対し、OTAは自らが予約受付・決済・キャンセル管理まで請け負います。
OTAと公式サイト、どちらがお得なのか?
- 価格重視なら:楽天ポイントやクーポンを活用できるOTA
- サポートやリクエスト重視なら:公式サイトからの直接予約
- リピーターや長期滞在なら:公式サイト特典(アップグレードや朝食付き)
実際には「OTAで比較・口コミ確認→公式サイトで予約」という流れを取る人も多く、両方を見て最適な方法を選ぶのがベストです。
まとめ|ホテル予約サイトは集客と価格戦略の要
ホテルがOTAを使うのは、集客力と効率的な販売チャネルを確保するためです。OTA経由は手数料がかかる分、割引やポイントなどの特典が豊富で、消費者にとってもお得なケースがあります。
一方で、公式サイト限定の特典や直接交渉ができるメリットもあるため、最もお得な選択肢を探すには両者をしっかり比較することが重要です。


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