遠方へはがきを送る際に気になるのが送料と発送方法。特に重さが増えると「はがき」扱いではなく「定形郵便物」となるため、しっかりと知識を押さえておきたいところです。今回は群馬から兵庫までの郵送を例に、100gのはがきを送る際の料金や注意点を解説します。
重さ100gのはがきは「定形郵便物」扱いに
通常のはがき(郵便はがき)は、長辺14〜15.4cm・短辺9〜10.7cm・重さ2〜6gまでが対象で、料金は全国一律で63円です。
しかし、100gの「はがきサイズ」のものは既に重量超過であり、「定形郵便物」扱いとなります。そのため、はがきとしてではなく封書と同様の料金体系が適用されます。
100gの郵便物にかかる送料はいくら?
日本郵便の定形郵便物の料金体系は以下の通りです。
| 重量 | 送料 |
|---|---|
| 〜25g | 84円 |
| 〜50g | 94円 |
| 〜100g | 140円 |
つまり、100gの郵便物は全国一律で140円が必要になります。群馬から兵庫でも追加料金は不要です。
切手の貼り方と差出方法
送料分の切手(140円分)を貼り、ポスト投函が可能です。郵便局の窓口から出す場合は、重さ確認をしてもらえるため安心です。
切手は「140円」切手が用意されていますが、複数の額面(例えば84円+56円など)を組み合わせてもOKです。
郵便物の厚さ・サイズにも注意
定形郵便物として扱われるためには、以下のサイズ要件を満たす必要があります。
- 長辺:14〜23.5cm
- 短辺:9〜12cm
- 厚さ:1cm以内
厚さが1cmを超える場合やサイズが超過すると、「定形外郵便」扱いとなり送料が変わるのでご注意ください。
100gの郵便物に適した梱包のコツ
軽量の内容物でも厚みや梱包次第で重さが増してしまうことがあります。できるだけ薄く、簡易包装を意識しましょう。
例えば、紙を何重にも折りたたんだり、厚手のクラフト封筒を使うと意外に重量が増えるので注意が必要です。
まとめ
100gの郵便物は「はがき」ではなく「定形郵便」として扱われ、全国一律140円で送ることができます。
送付先が兵庫であっても料金に地域差はありませんが、厚さやサイズ、重量オーバーには注意が必要です。余裕があれば郵便局で確認してからの発送が安心です。
日々の郵便物のやり取りに、正しい知識を役立ててください。


コメント