パスポート申請用写真に白衣や青背景は使える?適切な服装と背景の注意点

パスポート

パスポートの更新や新規取得時に必要な証明写真には、細かな規定があります。特に医療系学生や医療従事者の方からは「白衣での撮影は可能か?」「背景が青でも問題ないか?」といった疑問が寄せられます。この記事では、パスポート用写真に適した服装と背景について詳しく解説します。

パスポート用写真における服装のルールとは?

パスポート申請用の写真では、特定の制服や職業を示す服装は避けることが推奨されています。これは、身元確認のために個人を特定しやすくする目的があるためです。

たとえば、自衛隊員の制服、警察官の制服、ナース服、または企業ロゴが大きく入った制服などは、基本的に不適切とされるケースがあります。ただし、白衣自体が一律に禁止されているわけではありません。外見上、日常的な服装に近く、医療職と明示されないようであれば、受理される場合もあります。

背景の色にも注意が必要

背景は、無地で淡い色(白・薄いグレー・淡い青)が推奨されています。背景に模様や影、人物、装飾が映り込んでいる写真は不適格と判断される恐れがあります。

青背景であっても、濃すぎる色やグラデーション、反射などがあると不可となる場合があります。特に白衣とのコントラストが不足し、身体の輪郭が不明瞭になる場合は要注意です。

白衣着用の写真が不可となるリスク

一部のパスポートセンターでは、「医療従事者」と判断されうる服装は不可とし、撮り直しを求められる例も報告されています。これは各窓口の担当者判断に左右される可能性もあるため、確実に受理される写真を望むなら、私服での撮影が無難です。

また、白衣の内側にネームプレートやロゴなどが写っている場合も避けてください。少しでも判断が微妙な場合、最寄りのパスポートセンターへ事前相談するのが確実です。

理想的なパスポート用写真の条件まとめ

  • 背景:白・薄いグレー・薄い青など無地
  • 服装:日常的で無地のシャツやブラウスが理想
  • 表情:口を閉じ自然な表情、無帽、無眼鏡(反射防止)
  • サイズ:縦45mm × 横35mm、顔の長さは34±2mm

これらの条件をすべて満たしていないと、たとえ撮影から6か月以内であっても再提出を求められることがあります。

事前確認でトラブルを防ぐ

写真スタジオやコンビニの証明写真機でも「パスポート用」と指定できる機種がありますが、背景や服装の点は自己判断に任されます。外務省の公式サイトでも、最新の要件が確認できます。

不安な場合は、各都道府県の旅券窓口での事前確認をおすすめします。持参する写真が基準を満たすか確認してもらえば、無駄な再撮影を防げます。

まとめ

パスポート用写真では、白衣のような職業的な服装や濃い背景は避けるのが無難です。白衣での撮影が必ずしもNGではありませんが、判断が分かれる可能性があるため、私服と白背景での撮影が最も確実です。

申請がスムーズに進むよう、写真の基準を満たすことを優先しましょう。

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