コインパーキングでよく見かける「24時間最大料金」「時間貸し」などの表示。仕組みがわかりづらく、料金計算で迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、具体的なケースをもとに、繰り返しありの24時間最大料金制をわかりやすく解説します。
24時間最大料金の「繰り返しあり」とは?
「24時間最大料金繰り返しあり」とは、駐車してから24時間ごとに最大料金が適用され、それを超えた時間はまた次の最大料金が加算される仕組みです。
例として「月〜金900円/土日祝1,200円」のような表記がある場合、土曜に停めて24時間以内なら1,200円、それを超えてさらに24時間駐車すれば、また1,200円が加算されます。
時間帯別の料金が別に設定されている場合
今回の例では、次のように時間貸し料金が併用されています。
- 8時〜24時:30分/200円
- 24時〜8時:60分/100円
これは、24時間を超えた後の料金計算にも関係してきます。最大料金の適用がある24時間を過ぎたあとには、この時間貸し料金が加算される形になるのが一般的です。
実例:日曜AM10時〜月曜AM9時に駐車した場合
今回のケースは以下の通りです。
- 駐車開始:日曜日 AM10時
- 駐車終了:月曜日 AM9時
- 滞在時間:約23時間
この滞在時間は24時間以内なので、最大料金は1回分だけ適用されます。この日は日曜日なので「土日祝」の最大料金が適用され、料金は1,200円となります。
※仮に月曜AM10時以降まで滞在すると、次の24時間(=月曜分)の料金も加算される可能性があります。
誤解しやすい注意点
・「繰り返しあり」の表記がなければ、1回限りの最大料金で、以降は時間貸しが加算されます。
・曜日の境目(深夜0時や月曜0時など)で最大料金が変わる可能性があるため、適用のタイミングをしっかり確認しましょう。
まとめ:今回のケースでは1,200円が正解
日曜日の午前10時から月曜日の午前9時までの駐車は「24時間以内」に収まるため、最大料金1,200円(土日祝料金)が適用され、追加料金は発生しません。
駐車場の料金表を見た際は、「最大料金の適用タイミング」「繰り返しの有無」「時間貸し料金の有無」を必ずチェックするようにしましょう。


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