最近ではスマートフォンをカーナビ代わりに使うドライバーも増えてきました。中でもGoogleマップは無料で使える便利なナビアプリとして人気ですが、「高速道路で次のICやSA/PAを表示させることができるのか?」という疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。本記事では、Googleマップで高速道路の休憩施設やICの位置を把握するための使い方やコツを解説します。
GoogleマップでSA/PAやICを確認できるのか?
Googleマップでは、基本的に目的地までのルート案内中に次のIC名やSA/PAの詳細までは自動表示されません。車載ナビのように「あと○kmで○○IC」といった案内も出ないのが現状です。
しかし、ルート上の地図を手動でズームしてスクロールすることで、次のインターチェンジ(IC)やサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)の名称は確認できます。また、場所によっては施設内の店舗情報なども表示されます。
ルート案内中にSA/PAの場所を把握する手順
- Googleマップで目的地までのルート案内を開始
- 画面をタップして「一時停止」状態にし、ルート上を指でスワイプ
- 画面を拡大していくと、SA/PAのアイコンやIC名が表示される
ただし、ズームしないと名称が表示されなかったり、場所によっては表示が省略されていたりすることもあるため、運転中の確認には向いていません。
「道の駅」「高速SA」などのキーワード検索も活用
Googleマップでは、現在地周辺のサービスエリアやパーキングエリアを検索で探すことも可能です。「○○SA」や「○○PA」など施設名を直接入力することで候補が表示されます。
たとえば、「海老名SA」と入力すると、地図上にその場所がピン表示され、施設内の飲食店情報なども確認可能です。また、「道の駅」や「高速SA」といったキーワードでも周辺施設が表示される場合があります。
SA/PAの詳細情報を調べるには?
Googleマップ上でタップしたSA/PAのピンを開くと、営業時間・店舗・トイレ・EVスタンドなどの情報が見られることがあります。中にはユーザーによるレビューや写真も掲載されていることがあり、どのSA/PAに寄るかを決める参考になります。
しかし、情報の充実度は施設によってばらつきがあるため、ドラぷら(NEXCO東日本)やネクスコ中日本SA・PA情報サイトなどの公式サイトも併用するのがおすすめです。
運転中に安全に情報を確認するには
Googleマップは非常に便利ですが、運転中にスマホを操作するのは危険です。走行前にあらかじめ休憩予定のSA/PAを決めてピンを打っておくか、助手席の人に確認してもらうようにしましょう。
また、音声アシスタント(GoogleアシスタントやSiri)を使って「○○SAを探して」と話しかければ、音声だけで候補を表示できる場合もあります。
まとめ:GoogleマップでもSA/PAやICは調べられるが事前確認がカギ
Googleマップでは、高速道路のICやSA/PAを確認することはできますが、車載ナビのようにリアルタイムで自動表示されるわけではありません。ルート案内中に手動で地図を操作するか、音声検索や事前の調査が必要になります。
快適なドライブのためにも、出発前に休憩地点を設定したり、必要に応じて専用アプリや公式サイトも活用してみましょう。

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