万博チケットを他の端末で使いたいとき、母のアカウントを借りてログインするのは可能なのでしょうか。公式ルールと実例も交えて詳しく解説します。
万博IDとチケットIDの関係
まず、万博IDとはアカウントのことで、購入したチケットとは別に管理されています。チケットIDは万博IDに一度だけ紐づけられる仕組みで、複数のIDで同じチケットを共有することはできません。
したがって、他人の万博IDに自分のスマホでログインすることは技術的にはできても、チケットIDが紐づくのは最初のIDのみです。複数のIDで共有することはできません。[参照]
代理登録とチケットの受け渡し
同行者がIDを持っていない場合は、代表者の万博IDでまとめて購入・管理する方法が一般的です。もし同行者にも個別に予約や抽選をしてもらいたい場合は、チケットを「受け渡し」して別の万博IDに登録する必要があります。
受け渡しURLの有効期限は24時間で、その後はチケットが元に戻りますので注意が必要です。[参照]
複数端末でのログインと予約操作の注意点
同じ万博IDで複数の端末から同時ログインして予約しようとしても、先に操作した端末以外は無効になることがあります。このため、複数人でそれぞれ操作したい場合はチケットを分配した上で各自のIDに紐づける必要があります。
代表者によるチケット一括管理は一方的に予約できるメリットがありますが、パビリオン予約や空き枠争奪戦では分散運用のほうが効率的な場合もあります。[参照]
当日入場の仕組みとスマホ必要性
同時に入場する場合、ひとつのスマホと万博IDで全員分のQRコードを提示すればまとめて入場できます。代表者が全員分のチケットを提示するスタイルが一般的です。
ただし、通期パスや顔登録が必要なチケットなどでは個別の万博IDが必要になるケースもあるため、事前確認が重要です。[参照]
実際の運用例とおすすめの方法
ケース①:母親が購入し母のIDでチケット管理→あなたが母IDでログインして予約や抽選などを操作する。チケットの受け渡しはせず、1つのIDで行動。
ケース②:チケットをあなたへ受け渡してあなたの万博IDに登録→あなた個人が予約・抽選・入場まで行う。同行者はログインできませんが独自操作可能。
まとめ
万博チケットを母のIDを借りてスマホでログインすることは可能ですが、チケットIDの紐づけは最初の万博IDだけです。複数人で予約や抽選を別々に行いたい場合は「受け渡し」を行って同行者それぞれの万博IDに登録する必要があります。
同時にお出かけされるなら、代表者の端末ひとつで全員分のチケットQRコードを提示する方式がシンプルで確実です。


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