夜間に道路を走行中、突然のフラッシュや強い光に驚いた経験はありませんか?それがスピード違反取締装置、いわゆる「オービス」なのか、それとも別の要因なのか判断に迷うことがあります。本記事では、オービスの種類と特徴、似たような光との見分け方について詳しく解説します。
オービスとは?基本の仕組みと種類
「オービス」とは、自動速度違反取締装置の総称です。運転者が制限速度を超えた場合に、車両とナンバープレート、運転者の顔などを撮影して記録します。
主に以下の3種類があります:
- 固定式オービス(ループコイル式/Hシステムなど)
- 移動式オービス(レーザー式・小型可搬式)
- 半固定式(設置式だが定期的に移設される)
オービスの光の特徴とは?
オービスは撮影時に赤色または白色の強い閃光を発します。この光は通常、運転者の顔を鮮明に写すためのストロボであり、夜間でもはっきりと認識できます。
赤外線タイプの機種ではフラッシュが見えない場合もありますが、多くの機種では目視できる閃光があります。ドライブレコーダーにも一瞬の白飛びとして記録されている場合が多いです。
オービス以外で見られる光の正体
一方、オービスと間違いやすい光源も複数あります。以下は代表的なものです。
- 対向車のハイビーム
- 道路沿いのLED信号・看板
- 非常時点滅灯(パトカー、緊急車両)
- 車載フラッシュライト・カメラのストロボ
- 移動式オービスのテスト発光(設置時)
特に移動式オービスはコンパクトかつ視認しづらく、看板の設置義務も緩やかであるため、光源の確認が難しいこともあります。
オービスの有無を確認する方法
もし撮影されたかどうかが気になる場合、以下の方法で情報収集が可能です。
- オービスガイドなどの設置情報サイト
- X(旧Twitter)などで当日の設置情報を調査
- ドライブレコーダーの再生映像で光の方向と強度を確認
実際のオービス設置区間では、看板や予告表示がある場合も多いですが、移動式ではそれが無いケースも多くあります。
警告書が来るかどうかの目安
オービスで記録された場合、通常は数日から数週間以内に警察署から呼び出しまたは警告通知が郵送で届きます。
通知がない場合は撮影されていないか、警告レベルに至らない速度で通過した可能性もあります。ただし、通知の有無をもって安心とは限らず、慎重な確認が必要です。
まとめ:光の正体は多種多様、判断には情報収集がカギ
夜間に突然見たフラッシュの正体がオービスかどうかは、設置状況やドライブレコーダー映像、周囲の状況からの判断が重要です。
オービスのフラッシュは特徴的ですが、それに酷似した光源も多数あるため、確実に判断するには情報収集と記録確認が必要です。疑問があれば警察署などで相談するのも有効です。


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