常磐線特急のカラーバリエーション解説|E657系とフレッシュひたち時代のE653系の色数まとめ

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常磐線特急における車両のカラーバリエーションは、列車ファンだけでなく地元にとっても注目の的です。本記事では、現在のE657系と過去のE653系「フレッシュひたち」時代の色数や編成数について詳しくご紹介します。

E653系(フレッシュひたち時代)のカラーバリエーション

E653系が導入された1997年当初、常磐線特急「フレッシュひたち」には基本色4色+付属編成1色の計5色がありました。

この5色編成には列車ごとに沿線の観光資源を象徴したテーマカラーがあり、非常に個性的でした。

各色の編成数と詳細

E653系0番台は7両×8編成、4両×4編成が製造され、5色のカラーバリエーションが用意されました。

たとえば赤(スカーレットブロッサム)はK301/K305編成、青(ブルーオーシャン)はK302/K308編成など、それぞれ複数編成存在しました。

E657系で復活するリバイバルカラー

2013年以降に登場したE657系は通常、白地に梅色ラインの標準塗装ですが、2023年~茨城DCに合わせて5編成がE653系のリバイバルカラーで運行されています。

現在ではE657系19編成のうち5編成がそれぞれ異なる「緑」「紅梅」「黄色」「青」「橙色」の復刻塗装を施されています。

現在のカラーと編成数まとめ

車種 カラーバリエーション数 備考
E653系(1997–2013) 5色(編成ごとに複数) フレッシュひたち時代のオリジナル塗装
E657系(現在) 標準+リバイバル5色=計6色 19編成中5編成が復刻カラーで運用中

色の編成例(リバイバルカラー)

2023年12月以降、以下の編成が各色として復活しています。

  • K-17:グリーンレイク
  • K-12:スカーレット(紅梅)
  • K-2:イエロー(ナルシサス)
  • K-1:ブルーオーシャン
  • K-3:オレンジパーシモン

これらの編成はいずれも各1本ずつ、合わせて5編成が運用されています。

比較してみると

E653系時代は一色につき2本程度の編成があったのに対し、E657系のリバイバルカラーは各1本ずつ、合計5本の限定的な運用です。

現行では白地に梅色ラインが最も多く走っており、その他の色はレア編成として注目されます。

まとめ

1997年~2013年の常磐線特急「フレッシュひたち」時代(E653系)は5色、各色に複数編成ありました。

現在のE657系では標準白梅色に加えて、2023年以降に復刻されたリバイバルカラー5本が運行されており、合計6色が見られます。

E653系時代のように各色に多数の編成があるわけではなく、各リバイバル色は1編成ずつの限定なので、見る機会はかなり限られています。

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