高速道路「深夜割引」の改定時期はいつ？2025年7月再延期、現時点では未定

高速道路の「深夜割引」見直しについては、いつ制度が変更されるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、最新の延期情報や今後の見通し、変更内容についてわかりやすく解説します。

深夜割引見直しの背景と目的

現在の深夜割引は毎日0時～4時の走行が対象で、料金が30％割引される制度です。

しかし、割引適用を狙った出口前での待機やPA/SAの混雑などの課題があり、制度見直しが検討されてきました。

新制度では、対象時間帯が22時～翌5時に拡大される予定です。

さらに、割引は対象時間帯に実際に走行した分のみが対象となり、即時割引ではなく後日ETCマイレージサービス等による還元方式に変更されます。【参照】

当初は2024年度末（2025年3月頃）開始予定でしたが、システム整備の遅れにより2025年7月へ延期されました。【参照】

しかし、2025年4月のNEXCO中日本ETCシステム障害を受け、5月28日に再延期が発表され、開始時期は現時点で未定とされています。

2025年7月頃の開始は困難となり、正式な開始時期は未定です。高速道路会社はシステム整備状況を踏まえて、今後改めて案内するとしています。【参照】

当面は現行制度が継続されますので、22時～翌5時の見直し割引はまだ適用されません。

新制度では、「割引時間帯に走った距離のみ対象」「上限距離の設定」「後日還元方式」など、現行とは大きく異なる点が多いため、準備が必要です。

ETCマイレージサービスの登録や、対象区間の確認など、制度開始後に損をしないための対応が求められます。

深夜割引の見直しは、2025年7月に予定されていましたが、ETC障害の影響などで再度延期され、開始時期はいまだ未定です。

変更内容は大幅であり、制度が始まる前に内容を理解し、必要な準備（登録対応など）を整えておくと安心です。