ETCカードは二輪と四輪で共用できる?マイレージの付与条件も徹底解説

車、高速道路

ETCカードをバイク(二輪)と自動車(四輪)で使い回すことができるのか、またその際にETCマイレージサービスのポイントは加算されるのか。節約意識の高いドライバーやライダーにとって気になるこの疑問を、わかりやすく解説します。

■ ETCカードは二輪と四輪で共用できる?

結論から言えば、同じETCカードを二輪車と四輪車で共用することは可能です。ETCカード自体は車両に紐づけされておらず、カードに登録されている名義が一致していれば、異なる車両でも利用できます。

ただし注意点として、車載器セットアップはそれぞれの車両で適切に行われている必要があります。二輪用と四輪用でETC車載器は構造も異なるため、それぞれの車両に正しくセットアップされたETC車載器を装着し、同じETCカードを挿入する、という使い方が前提となります。

■ マイレージポイントは両方に加算されるのか?

ETCマイレージサービスは、ETCカード単位で管理されているため、同じETCカードを使っていれば二輪でも四輪でも利用実績として反映され、マイレージポイントも加算されます。

ただし、ETCマイレージサービスへの事前登録が必要です。また、対象となる道路会社(NEXCOなど)での利用に限られるため、私設道路や一部の都市高速ではポイントが付与されない場合もあります。

■ 利用シーン別の実例紹介

例えば、平日は自動車で通勤し、週末は趣味でバイクツーリングを楽しむ方が、同一のETCカードを使用しているケースも多く見られます。この場合、両方の利用料金が合算されてマイレージポイントが貯まるため、効率的な運用が可能です。

さらに、ETCマイレージの還元分は自動的に無料通行分として充当されるため、節約効果も期待できます。

■ 共用における注意点とNGケース

共用は可能ですが、以下の点に注意してください。

  • 車載器に不具合があると通信エラーになる可能性がある
  • 法人カードなど一部カードは車両限定契約になっている場合がある
  • 貸し借りは禁止。必ず本人または同一名義での利用に限る

また、ETC2.0対応のカード・車載器を利用する場合も、対応機種・サービスの相性に注意しましょう。

■ ETCマイレージサービスに登録するには

マイレージサービスの登録は、公式サイトから簡単に行えます。ETCカードの情報と、車載器管理番号の登録が必要です。登録後は、対象道路の利用金額に応じてポイントが自動加算され、一定ポイントごとに還元されます。

手続きは無料なので、未登録の方はぜひ利用をおすすめします。

まとめ

ETCカードは二輪と四輪での共用が可能であり、ETCマイレージサービスのポイントも同じカードであれば両方に加算されます。節約を意識する方にとっては非常にメリットのある使い方といえるでしょう。

ただし、車載器の適切なセットアップや、登録名義の一致といった基本ルールを守って、安全・適正に利用してください。

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