新幹線の乗り換えで複数の切符や予約方法が絡むと、改札で混乱しがちです。特に「えきねっと」での予約と市販の格安きっぷを併用する場合、どのようにスムーズに改札を通過すればよいのか不安な方も多いでしょう。この記事では、熱海〜新潟間でえきねっとと手持ち乗車券を組み合わせた例をもとに、東京駅での改札の通り方を詳しく解説します。
事前に知っておきたい：えきねっと予約の基本
えきねっとで予約できるきっぷは「チケットレス特急券（新幹線eチケット含む）」と「紙のきっぷ受取型」に分かれます。今回は、東京から新潟までをえきねっとで「チケットレス」で予約したと仮定し、東京までの在来線は格安きっぷを使用するケースです。
この場合、Suicaなどの交通系ICカードにえきねっと予約をひも付けている必要があります（eチケット利用時）。
東京駅での改札：手順と注意点
① 熱海〜東京までの改札通過：まず、手持ちの格安きっぷ（紙券）で在来線改札を通ります。自動改札にきっぷを通すと、途中の東京駅で「特急券」は回収され、「乗車券」だけが戻ってくる場合があります。
② 東京駅での新幹線改札通過：ここがポイントです。えきねっとの「eチケット」をSuicaなどのICカードに登録していれば、新幹線改札はそのSuicaをタッチするだけでOKです。このとき、紙の「乗車券」は改札で使用しません。乗車券の範囲が東京以降も有効なら、検札時に提示できるよう持っておきましょう。
Suicaの登録が済んでいるか確認する
出発前にえきねっとのマイページにログインし、Suica番号がきちんと予約に紐付いているかを必ず確認してください。これが未設定だと、新幹線改札でエラーとなり、行列の中で止まる原因になります。
設定方法は、えきねっとの「交通系ICカードの登録」画面から簡単に行えます。
紙の乗車券の扱い：無効にはならない？
紙の乗車券を持っている場合、それが「東京〜新潟」までの経路であれば、えきねっとのeチケット特急券と併用して有効です。ただし、自動改札では通せないため、乗車中に車内改札や有人改札で必要に応じて提示する形になります。
このため、えきねっとのeチケット予約時に「乗車券を含めて予約する」か、紙の乗車券と併用するかを明確にしておくことが重要です。
改札で止まらないための事前チェックリスト
- えきねっと予約が「eチケット」であることを確認
- Suicaに正しく紐付けされているかを事前確認
- 東京駅でIC改札を使うか紙のきっぷを使うか、ルートごとに確認
- 車内検札用に紙の乗車券も携帯する
まとめ：改札でスムーズに通過するには
えきねっとのeチケットと紙のきっぷを組み合わせて利用する場合、東京駅の改札通過には注意が必要です。Suicaにeチケットを正しく紐付けておけば、東京駅の新幹線改札はタッチで通過可能。紙の乗車券は改札では使いませんが、携帯しておくことでトラブル回避に役立ちます。
事前の準備で混雑する東京駅でも安心して通過できますので、ぜひ参考にしてください。
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