夏祭りで食べたい！屋台デザートの定番「冷やしパイン」の魅力とは

夏祭りのにぎやかな雰囲気の中、ひんやり爽やかな「冷やしパイン」が一際目を引きます。かき氷やチョコバナナなどの人気スイーツが並ぶ中で、シンプルながらも心を癒す存在として、毎年欠かせない定番デザートです。

冷やしパインとはどんな屋台グルメ？

串に刺さったカットパインを氷水でキンキンに冷やしただけのシンプルなお菓子。それだけなのに、火照った体にじんわり染みる美味しさがあります。屋台によっては、シロップや塩を少し加えている場合も。

特に暑さの厳しい8月の祭りでは、かき氷よりも手軽で持ち歩きやすく、食べるまでのハードルが低いため、子どもから大人まで人気です。

夏祭りでは、焼きそばやからあげなどの脂っこい屋台料理が多く、デザートでさっぱり口直ししたくなる人も多いはず。冷やしパインは、そんなときにちょうど良いさっぱり感と甘酸っぱさを与えてくれます。

また、スイカやかき氷に比べて食べこぼしが少ないのも魅力。紙ナプキン1枚で手を汚さずに食べられるため、浴衣姿にも優しいおやつです。

冷やしパインの価格は、1本あたり200円〜300円が一般的。数ある屋台の中でも比較的リーズナブルな価格帯で、手軽に楽しめる点も人気の理由です。

同じフルーツ串系の「りんご飴（小で300円〜）」「冷凍みかん（200円前後）」と比べても、ボリューム感と価格のバランスが取れています。

「子どもの頃、親に1つだけ好きなもの選んでいいと言われて必ず冷やしパインを選んだ」など、郷愁を誘う声も多く、屋台のラインナップとして根強い人気を誇ります。

SNSでも「今年も冷やしパイン食べられた」「これを食べなきゃ夏が始まらない」といった投稿が多く見られ、夏祭りの風物詩として定着しています。