在留カードの偽造について「全体の何%くらい出回っているのか」「見た目で本物と区別できるのか」と不安な方に向けて、最新の調査や専門情報をもとにわかりやすく整理しました。
偽造在留カードの実態と発覚率
国内で読取アプリにより確認された在留カード4,458枚のうち、偽造と判断されたのは19件で、発覚率は約0.4%ほどでした。つまり100枚に1枚以下の極めて低い割合です。ただし、全体では氷山の一角ともいえます。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
一方で、警察庁の令和5年の統計では「偽造在留カード所持等」の件数が1,083件と報告され、近年急増傾向にあります。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
目視で見分けられる?偽造カードの特徴
本物の在留カードは、傾けたときに顔写真まわりのMOJホログラムが3D的に動き、左端の帯は緑→ピンクに変化します。また、暗い場所で強い光を当てると「MOJMOJ…」という透かし文字が浮かび上がります。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
偽造品ではこれらの加工が省略されていたり、数字表記が半角/全角混在だったり、角印がプリントだったりするなど、見た目から怪しい点が確認できるケースがあります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
アプリ・番号照会で判別可能な理由
2020年12月より、出入国在留管理庁が公開した「在留カード等読取アプリ」でICチップ内の登録情報と券面を比較できます。偽造カードではチップと券面に不整合があり確認が可能です。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
さらに、同庁のWebサイト「在留カード等番号失効情報照会」では、カード番号の有効性をチェックできます。ただし、偽造カードの8割は「正式な番号・有効期間」が使われており、番号照会だけでは発見できない可能性があります。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
どれくらい本物そっくり?偽造技術の精度
過去には国内に「偽造工場」が乱立し、精巧な偽造在留カードが多数製造されていた事例もあり、判別が難しいケースも増えています。1枚あたりの価格は1,500~7,000円と低価格化が進んでいます。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
しかも警視庁が捜査した偽造在留カードのうち約8割が正式発行の番号と在留期間が記載されており、公的なデータベースをくぐり抜けるよう設計されている点が極めて巧妙です。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
要約すると:偽造カードの「割合」と「見分け方」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 検査発覚率 | 約0.4%と低い |
| 全体量 | 年々増加傾向で実数不明 |
| 目視確認 | ホログラム・透かしなど本物加工あり |
| アプリ確認 | ICチップとの一致で本物判定可能 |
こんな場合には注意を!
・ホログラムや透かしが見られず、見た目が不自然な場合は要注意。
・ICチップの読み取りに失敗する、読み取った情報が表記と一致しない場合は偽造の可能性があります。:contentReference[oaicite:8]{index=8}
まとめ:偽造カードは稀だが一目では判別困難な場合も
偽造在留カードは出回る割合としてはごくわずか(約0.4%)ですが、偽造技術の巧妙化により、目視だけでは見抜けないことも増えています。
信頼性を確保するには、ホログラムや透かしの確認に加え、公式アプリでのICチップ読み取りや番号失効照会など複数の方法を組み合わせて確認するのが安心です。


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