市バス定期は名鉄バス三軒家から使える?共通乗車制度と定期券の仕組み

バス、タクシー

名古屋市バスの定期券で、三軒家を含む名鉄バス路線に乗れるのか気になる方へ。実際の共通乗車制度の範囲とicカードmanacaの使い方を解説します。

市バス全線定期券で名鉄バスに乗れる区間は?

名古屋市交通局が発行する「市バス全線定期券」は、名鉄バス運行の一部区間に乗車可能です。共通乗車制度の対象は、名鉄バスセンター〜三軒家〜栄/引山間などの共同運行区間に限られます。

たとえば、三軒家から栄方面へ名鉄バスに乗る際、市バス全線定期券で利用できます。ただし、三軒家を越える区間では不可です。

どの定期券が該当する?

共通乗車制度に該当するのは以下の定期券です。

  • 市バス発行の通勤定期券および学生定期券、バス・地下鉄全線定期券→名鉄バスに乗れる
  • 名鉄バス発行の通勤・通学定期→ 市バスに乗れる(一部区間)

割引定期券や敬老パスは対象外なので注意が必要です。

icカードmanacaはどう使える?

manacaでは、市バスと名鉄バスの定期券を1枚にまとめて搭載できません。市バス定期券と名鉄バス定期券を別々のmanacaに載せる必要があります。

また、乗継割引も適用され、90分以内の乗換えであれば名鉄⇔市バスの乗継で割引を受けられます。ただし、乗継割引はmanacaのみ対応で、他ICカードでは対象外です。

実例:三軒家から栄へ行くには?

例として、「市バス全線定期券」を所持して三軒家発栄着の名鉄バスに乗るケース。この場合、制度上利用可能であり、問題なく乗車できます。

注意点としては、三軒家よりも先(たとえば四軒家など)へ乗車する場合は、市バス定期では対応外となるため、別途乗車券が必要になります。

まとめ

名古屋市バスの全線定期券は、三軒家を含む名鉄バスセンター~栄/引山間の共同運行区間でのみ名鉄バスの乗車に利用できる仕組みです。共通乗車制度は限られた区間に限り有効ですので、乗車前の区間確認が重要です。

手持ちの定期券と利用区間が制度に合致しているかをよく確認して賢く使いましょう。

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