海外を旅する際、注意が必要なのが「現地で通用してしまう詐欺の手口」です。日本ではあまり見かけない巧妙な方法が多く、予備知識なしでは思わぬトラブルに巻き込まれることも。本記事では、日本人が特に騙されやすい外国の詐欺事例とその回避策を紹介します。
偽警官詐欺:警察バッジに騙されるな
東南アジアや南米、ヨーロッパの一部では、偽の警官が「パスポートを見せて」と近づいてくる詐欺が横行しています。彼らは本物そっくりの制服や身分証を持っていることもあり、信じて財布やパスポートを渡してしまうケースが多発。
実例として、スペイン・バルセロナでは「麻薬捜査」などと理由をつけて観光客に近づき、財布の中身を確認するふりをして現金を抜き取るという被害が多く報告されています。
無料プレゼント詐欺:断れない日本人気質を狙う
「これ無料だからあげるよ」と言ってブレスレットや花を手渡し、断りづらくなったタイミングで「実は有料」と言って代金を請求する手口。アフリカ系の詐欺師が多く、フランス・イタリアなどの観光地で頻繁に目撃されています。
受け取ってしまうと返却できず、強引に金銭を要求されることも。日本人は「迷惑をかけたくない」「返しづらい」と感じて払ってしまいがちなので、毅然と断ることが大切です。
偽タクシー詐欺:料金メーターがない車に注意
空港やホテルの前に停車している“正規風”のタクシーに乗ってしまうと、目的地で法外な料金を請求される場合があります。東欧やインド、中南米に多いこの手口は、日本人の「流しタクシーへの警戒心のなさ」を利用しています。
乗車前にメーターの有無を確認し、できれば配車アプリ(UberやGrabなど)を利用することで被害を防げます。
ATMスキミング:カードを差し込んだだけで情報流出
ヨーロッパやアメリカの一部では、ATMのカード挿入口にスキマー(情報読み取り装置)が仕込まれているケースがあります。これに気づかず使用すると、後日不正引き出しの被害に遭う危険があります。
現地で現金を引き出す際は、銀行内設置のATMを使う、カードの出し入れに違和感がないかチェックするなどが重要です。
デート商法型詐欺:SNSやマッチングアプリも要注意
観光中に「日本語を勉強している」などと親しげに話しかけてきて、一緒に食事や観光を持ちかけられるケース。最終的に高額請求のレストランに連れていかれたり、財布を盗まれたりすることがあります。
特にヨーロッパや中国・韓国など、治安が比較的良いと思われがちな国でも発生しています。初対面の人に警戒心を持つことが被害防止の第一歩です。
まとめ:事前知識が最大の防御
日本と異なり、海外では「人を信用しすぎないこと」が基本となります。現地での常識や危険なエリアを事前に調べることが、被害を避ける最も有効な手段です。
今回紹介した詐欺事例は一部にすぎませんが、旅を安全に楽しむためにも、現地の詐欺傾向を学ぶ意識を忘れずに。


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