高速道路を便利に利用するには欠かせないETCカード。しかし「クレジットカードの審査が不安」「クレカを持ちたくない」と考える人にとって、ETCカード取得のハードルが高く感じられることもあるでしょう。実は、審査なしで発行できる選択肢も存在します。
クレジットカード一体型と分離型ETCカードの違い
まず基本的な区分として、ETCカードは「クレジットカード一体型」と「分離型(追加カード)」に分類されます。一般的に流通しているのは、後者のクレカ付帯型ですが、これは親カードの審査が必要です。
一方、ETC機能だけを備えた専用カードは、クレジット審査を避けられる仕組みが用意されていることもあります。
審査不要で持てるETCカードの主な選択肢
- ETCパーソナルカード:保証金を預けることでクレカ不要で発行可能。高速道路会社(NEXCOなど)が直接発行。
- 法人向けETCコーポレートカード:個人でも自営業者であれば利用可能なケースがあり、審査は法人格や営業実態による。
特にETCパーソナルカードは、個人でも保証金(通常は利用予定額の4倍が目安)を預ければ発行可能で、多くの人にとって現実的な選択肢です。
ETCパーソナルカードのメリット・デメリット
【メリット】
- クレジットカード不要、信用情報に関係なく発行できる
- NEXCO各社が発行するため信頼性が高い
【デメリット】
- 初回に保証金(例:2万円〜)が必要
- 年会費が発生(550円/年 税込)
例えば、月5,000円程度のETC利用予定なら、2万円程度の保証金で発行可能です。高速道路を定期的に使うがクレカは不要という人にとって適した選択と言えます。
デポジット方式の仕組みを理解しよう
ETCパーソナルカードでは、月々の利用金額に応じて「保証金の見直し」が行われる可能性があります。利用が増えた場合には、追加で保証金を求められることもあります。
逆に、利用が減った場合は、申し出により返還も可能です。この仕組みは「事前入金」ではなく「信用保証金」として機能しているため、支払いや管理の負担は最小限で済みます。
クレジットカードなしの選択肢が広がる背景
近年、キャッシュレスが普及する中で「クレジットカードを持たない主義」や「信用情報に不安がある人」でも、生活インフラを利用しやすいよう制度が整ってきました。
その一環として、ETCパーソナルカードのような選択肢が評価されています。クレジットカード会社によるスコアや履歴に左右されないサービスの需要は年々増えています。
まとめ:ETCは保証金方式でも使える時代に
ETCカードを使いたいけれど、クレジットカードを作れない・持ちたくないという人には「ETCパーソナルカード」が現実的かつ安全な選択肢です。
必要なのは審査ではなく、あくまで事前の保証金。高速道路をスムーズに利用するためにも、制度を正しく理解し、自分に合った方法で申し込んでみましょう。


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