オーストラリア旅行を計画する際に必要となる「ETA(Electronic Travel Authority/電子渡航認証)」。最近ではスマホアプリによる申請が一般的になっていますが、「自分のスマホが対応していない場合はどうすればいいの?」と不安に感じる方もいるでしょう。本記事では、アプリ非対応端末の対処法や、家族のスマホからの申請が可能かどうかを詳しく解説します。
ETAとは?オーストラリア渡航に必要な電子認証
ETAは、観光・ビジネス目的でオーストラリアへ短期滞在する外国人に必要な入国許可の一種で、日本国籍の方も必ず取得が求められます。
2021年以降、ETAの申請は基本的にスマートフォン専用アプリ「Australian ETA」から行う方式に統一されており、ウェブサイトや紙での申請は廃止されています。
スマホが非対応でも申請は可能?
結論から言うと、自分のスマホがETAアプリに非対応でも、他人のスマホから申請することは可能です。申請に使用する端末と申請者本人の紐付けは必要ありません。
重要なのは、アプリに入力する情報が正確であり、申請者本人のパスポートと写真が適切にアップロードされることです。
家族のスマホでETAを申請する方法
自分のスマホが古くてアプリがダウンロードできない場合、家族や知人のスマホにアプリをインストールし、そこから自分の情報で申請することができます。
このとき注意したいポイントは以下の通りです。
- 申請者本人のパスポートを必ず用意する
- 顔写真はその場で撮影する必要があるため、できれば本人がその場にいること
- パスポート情報の読み取りは正確に行う
この条件を満たしていれば、アプリのインストール端末が誰のものであっても問題はありません。
ETAアプリが対応している機種とは
「Australian ETA」アプリは、基本的に以下のOSバージョンが対応対象となっています。
- iOS:バージョン13.0以降
- Android:バージョン7.0以降
一部の格安スマホや海外製スマホでは、アプリが正常に動作しないケースも報告されているため、動作が不安な場合は事前にテストするか、別端末の使用を検討しましょう。
万が一アプリが使えない場合の代替手段
どうしてもアプリ申請が難しい場合は、在日オーストラリア大使館や認定ビザ代理店を通じての申請が可能な場合もあります(有料)。
代理申請サービスでは、パスポートと写真の提出を通じてETAを取得してくれるため、スマホやアプリに不安がある方には安心な選択肢です。
まとめ:ETA申請はスマホが本人のものでなくてもOK
オーストラリアETAは、自分のスマホが対応していない場合でも、家族や友人のスマホから申請可能です。大切なのは「正確な個人情報」「本人の顔写真」「パスポート読み取り」が適切に行われること。
スマホの機種制限にとらわれず、早めに準備を進めることで、安心してオーストラリア旅行を楽しむことができます。


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