新幹線の学割申請で日付はどう書く?日帰りや複数候補日の対応方法

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新幹線をお得に利用できる「学割」は、学生にとって非常に便利な制度です。ただし、申請書類の書き方にはルールがあるため、誤って記入すると無効になる場合もあります。本記事では、特に日帰りや複数日の候補がある場合に、学割申請の書類へどのように日付を記入すべきかを詳しく解説します。

学割証の基本的なルールとは?

学割を利用する際には、学校から「学生・生徒旅客運賃割引証(通称:学割証)」を発行してもらい、乗車券購入時に提示する必要があります。この学割証には、利用区間とともに「出発日(乗車日)」を記入する欄があります。

記載された日付がずれていたり、誤った日付を記入してしまった場合、券売機や窓口での購入が断られる可能性もあるため注意が必要です。

日帰りの場合は出発日と帰着日をどう書く?

例えば、8月10日に往復する予定の場合、学割証には「8月10日」と記入し、往復乗車券として1枚の切符を購入することができます。特に日帰りの場合は、往路と復路の両方を1日で済ませるため、出発日=帰着日となります。

学校によっては、「往復とも同一日であれば1枚の申請で可」としているケースが多いですが、念のため学校側に確認しておくのが確実です。

候補日が2つあるときはどうするべき?

「8月10日または11日」のように日程に幅がある場合、学割証にその両日を同時に記載することは原則できません。学割証は1回の利用に対して発行されるため、具体的な利用日を決めてから発行してもらう必要があります。

もし出発日が確定していない場合は、8月10日用と11日用の2通の学割証をあらかじめ発行してもらう方法もあります(※学校の許可があれば)。使わなかった学割証は返却または破棄することになります。

往復で2日間にまたがる場合はどう書く?

片道が10日、帰りが11日というように1泊する場合は、「往路:8月10日、復路:8月11日」と記載した往復乗車券が発行されます。この場合も学割証に出発日と復路利用日を記入し、往復分の切符として1枚で購入することが可能です。

ただし、復路の有効期限が1日以上空いていると問題になる場合もあるため、切符の有効期間と照らし合わせながら書類を準備しましょう。

実例:高校生の夏の帰省パターン

例えば、ある高校生が夏に実家へ帰省する場合、以下のように学割申請を行いました。

例1:「8月10日 朝出発・夜に帰宅」→ 学割証の出発日:8月10日/往復乗車券1枚で対応可

例2:「8月10日または11日どちらかに出発」→ 学校に相談して学割証を2通発行

例3:「8月10日出発・11日帰宅」→ 往復分を8月10日〜11日で学割証1通に記入

まとめ:日程に応じて柔軟に対応しよう

学割の申請時には、明確な出発日を記載することが基本ですが、事情によって複数日程を検討している場合は、学校側と相談して対応してもらうのが安心です。日帰り・往復・候補日が未定など、パターンごとに対応が異なるため、迷った際は学校の事務担当に確認するのが最も確実な方法です。

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