旅行の計画を立てる際、「航空券+ホテル」のパッケージ予約を利用する方も多いですが、滞在中に複数のホテルを利用したい場合にはどうすればよいのでしょうか。今回は、往路と復路で別のホテルを選ぶ方法や、その注意点について詳しく解説します。
航空券+ホテル予約は通常1つのホテルが前提
多くの旅行予約サイトや代理店では、「航空券+ホテル」パッケージは往復航空券+1つのホテルという構成になっています。これは、料金の一括計算や割引適用の都合上、1つの宿泊施設での連泊が前提だからです。
そのため、システム上は出発日と帰着日を指定し、その間を1つのホテルにまとめて予約する仕様になっているケースがほとんどです。
複数ホテルに泊まりたい場合の選択肢
どうしても別々のホテルを利用したい場合は、次の2つの方法が考えられます。
- ホテルなしの「航空券のみ」を先に予約し、宿泊は自分で手配する
- 「航空券+ホテル」のパッケージを2回に分けて予約する(往路+ホテルA/復路+ホテルB)
特に2つ目の方法は、航空券を2区間に分けて予約する必要があるため、合計金額が割高になる可能性もあります。
「ダイナミックパッケージ」なら柔軟に対応できることも
JALやANAなど大手航空会社が提供する「ダイナミックパッケージ」では、一部で複数のホテルを組み合わせた予約が可能です。
たとえば、JALパックでは「2都市滞在プラン」などで、旅行中に別々のホテルに泊まる選択肢が用意されている場合があります。サイト上で「宿泊地の追加」や「日ごとのホテル選択」などが可能な場合は、そちらを活用するとよいでしょう。
予約の工夫で理想の旅程に近づけよう
どうしても予約システムが対応していない場合は、1泊目だけ「航空券+ホテル」で予約し、2泊目以降は別途自分で宿を手配するという方法もあります。ただし、航空券の条件(復路の日付・空港など)と整合性があるように注意が必要です。
また、海外旅行ではホテル移動が煩雑になる場合があるので、チェックイン/チェックアウト時間、荷物の預け先などもよく確認しておきましょう。
まとめ:柔軟な発想と工夫でプランを組み立てよう
「航空券+ホテル」プランで複数のホテルに宿泊するには、予約方法や利用サイトによって対応可否が異なります。サイトによっては柔軟に設定できる「カスタムプラン」があるため、事前に確認するのがおすすめです。
一括予約にこだわらず、航空券と宿泊を分けて手配するという柔軟なアプローチも有効です。目的や予算に合わせて、最適な方法で快適な旅行を実現しましょう。


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