知人が旅行手配をしてくれる場合、パスポート情報を登録することでどこまで知られてしまうのか気になりますよね。本記事では、どの情報が航空会社や旅行手配者に共有されるのかを整理して解説します。
パスポート情報で必須とされる項目
国際線の予約では、Advanced Passenger Information System(APIS)の基準により、以下の情報が航空会社や入国先国に提供されます。
- 氏名(姓・名・ミドルネーム)
- 生年月日
- 性別
- 国籍
- 居住国(Country of residence)
- パスポート番号、有効期限、発行国
さらに米国行きなどでは、滞在初日の宿泊先住所の入力が求められる場合がありますが、それ以外の住所は通常不要です。
([turn0search14], [turn0search15], [turn0search11], [turn0search22])
現在の居住地(住所)は知られるのか?
APISで提出される「居住国」は国単位であり、現住所や自宅の詳細な住所までは含まれません。通常、具体的な番地や市区町村といった情報が旅行会社や見知らぬ第三者に漏れることはありません。
旅行代理店や予約者にわかるのは本名と必要情報のみ
予約時に入力される情報は、航空券発券や入国管理のために最低限必要な項目に限られます。そのため、依頼者が本名や生年月日を知る可能性はありますが、現住所や電話番号まで自動で伝わるわけではありません。
一部代理店では、取引のために別途連絡先を聞くことがありますが、それはパスポート登録とは別の手続きとして扱われます。
実例と注意点
例えば、日本からアメリカへ渡航する際、APIS要件に基づいて「滞在先住所(米国内)」は必要ですが、日本国内の居住地は不要です。ホテルや航空券の申し込み時に必要な住所は滞在先のみで、居住地の詳細は関係ありません。
予約を代行する知人には、本名やパスポート詳細の入力をお願いする形になりますが、現住所など個人情報が漏れる仕組みは通常ありません。
まとめ:住所はバレず、本名や基本的情報のみ共有される
・パスポート登録時に知られるのは、本名、生年月日、国籍、居住国、パスポート番号や有効期限などの基本情報のみ。
・現在住んでいる住所の詳細(番地や市町村)は伝わらないので、安心して同行者に手配を依頼できます。


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