東北の山間を縫うように走る只見線は、四季折々の自然美が満喫できる秘境路線として人気があります。今回は、東京から新潟経由で只見線に乗車する女性の一人旅を想定したモデルコースをご紹介します。
東京からのアクセス:まずは新潟へ
東京から只見線に新潟側からアクセスするには、まず上越新幹線で「浦佐駅」または「長岡駅」まで向かいます。長岡駅から小出駅へはJR上越線でおよそ40分です。
例えば、東京駅を午前7時過ぎに出発すれば、10時頃には小出駅に到着でき、そこから只見線に乗車可能です。
小出駅から只見線で只見・会津方面へ
小出駅から出発する只見線は1日3〜4本と本数が限られているため、事前に時刻表の確認が必須です。只見線は途中の「只見駅」や「会津川口駅」などで乗降しながら、自然や静かな町並みを楽しめます。
冬は積雪の影響で遅延や運休のリスクもあるので、秋や春先の旅もおすすめです。
途中下車で楽しみたい駅と見どころ
只見駅:只見町観光まちづくり協会がある駅前で観光情報を入手できます。只見ダムや田子倉湖へのアクセス拠点でもあります。
会津川口駅:温泉宿もあり、のんびりとした滞在が可能です。「川口温泉 奥会津」では、只見川を望む露天風呂も堪能できます。
宿泊を含めた1泊2日プラン例
1日目:東京→長岡→小出→只見駅→只見宿泊
2日目:只見→会津川口→会津若松→郡山→東京(新幹線)
途中で地元の食材を使った料理を味わったり、駅周辺のカフェに立ち寄るのもおすすめです。静かな風景の中で一人時間をゆったりと過ごせます。
只見線の魅力と女性ひとり旅の安心感
只見線沿線は観光地化されていない分、落ち着いた雰囲気が魅力です。女性ひとり旅でも安心して過ごせるよう、駅周辺に宿泊施設や観光案内所も整備されています。
列車内も混雑が少なく、四季の自然美に包まれながら、心のリセットができる贅沢な時間を堪能できます。
まとめ:静けさを味わう贅沢な鉄道旅を
東京から新潟経由で只見線をめぐるルートは、都会の喧騒を離れて静けさと自然を味わいたい方にぴったりです。絶景と温かい人の気配に触れながら、自分自身と向き合う大切な旅になることでしょう。


コメント