福岡から大阪まで中国自動車道経由は本当に『距離・時間ともに楽でない』のか?所要時間・走行距離で比較する

車、高速道路

福岡から大阪まで車で移動する場合、中国自動車道を経由するルートは、距離や所要時間の面で本当に“楽な道のり”ではないのか、実際のデータをもとに分かりやすく解説します。

中国自動車道とは?距離と路線の特徴

中国自動車道(中国道)は大阪吹田から山口下関までを結ぶ東西約540 kmの高速道路で、山間部を横断するためトンネルや橋梁が多く、路線の幅員や速限が比較的低めで遅延リスクもあります :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

そのため、日本の他の主要高速と比べて通行量は少なく、走行の快適性には限界があります。

福岡から大阪までの所要時間と距離(中国道経由)

実走データでは、福岡ICから大阪方面(豊中ICまたはなんば出口)までの距離は約600〜625 km、所要時間は7時間前後が一般的です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

例:普通車でのルートでは625.1 kmを7時間1分で走行、ETC料金は約12,370円でした :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

山陽道経由と比較するとどうか?

山陽自動車道経由では距離約595 km、所要時間は最短6時間から、混雑時には9〜13時間にもなるという実績もあります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。

したがって、中国道経由は距離的に少し長く、時間的には平均的ですが、渋滞の影響を受けにくい分、総合的には安定感がある経路と言えます。

なぜ「楽でない」と言われるのか?実体験に基づく理由

  • 中国地方の山岳地帯を縫うルートでほとんどが80 km/h制限、トンネルや急カーブが多くペースが上がりにくい。
  • 長距離の単調運転になりがちで、運転疲れが蓄積しやすい。
  • 山陽道と比べてSA/PAの設備や混雑対応が弱く、休憩や渋滞回避の選択肢に乏しい。

具体例:旅程比較モデル

モデルケースとして福岡ICを午前8時に出発し、約7時間で夕方15時きっかりに大阪着。

同じ時間帯の山陽道利用では、交通量により6時間+渋滞などで最大9時間を超える可能性があり、時間的なブレが大きくなる点が違いです。

まとめ

福岡から大阪まで中国自動車道を通るルートは距離・時間ともに決して楽なルートとは言えません。

平均的な所要時間は約7時間、距離は600 km超で、山岳地帯の通過や低速区間による疲労度の高さから「楽とは言いにくい」のが実情です。

ただし、渋滞の影響が少なく走行が安定しやすいため、一定の安心感を重視する場合には選択肢として検討可能です。

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