近年ではスマホアプリやプリクラ風の写真加工が手軽に行えるようになり、パスポート写真にも「美肌加工」や「ナチュラルメイク」で撮影した画像を使用する方が増えています。では、こうした写真で作成したパスポートは、空港や出入国審査で問題になることはあるのでしょうか?この記事ではその実情と注意点を詳しく解説します。
パスポート写真に求められる基準とは?
日本のパスポート写真には、外務省が定める明確なガイドラインがあります。たとえば以下のような点が重視されます。
- 6か月以内に撮影した正面向き・無帽のカラー写真
- 顔全体がはっきりと見え、背景は白または薄い色
- 目や口などのパーツが加工されていないこと
- 顔認証に支障がない範囲でのメイクは許容
つまり過度な修正(目の大きさの変更、輪郭の変形など)はNGですが、ナチュラルなメイクや軽度な肌補正であれば受理されるケースが多く、実際に申請が通っていれば大きな問題にはなりません。
加工写真で発行されたパスポート、空港でトラブルになる?
最も心配されるのは、出入国審査時に「本人確認できない」と判断されるリスクです。しかし、次のような条件を満たしていれば、基本的には問題ありません。
- パスポート申請時に本人確認が行われている
- 顔のパーツ(目・鼻・口・輪郭)が実際の顔と一致している
- 極端なメイクや加工でない
たとえば「すっぴんと写真が違っていても、申請時に職員が顔を確認して問題なしと言った」のであれば、空港でトラブルになる可能性は極めて低いです。
出入国審査では何を見ているのか
出入国審査官が確認するポイントは「顔写真との整合性」です。主に以下のような点がチェックされます。
- 目の形や位置
- 鼻筋や輪郭
- 耳の位置や顎のライン
- 顔全体の印象(年齢・性別)
つまり、メイクの有無ではなく「顔として同一人物か」が判断基準となっています。実際にパスポートが発行されている以上、行政的には本人確認が済んでいることを意味しています。
空港での実例:加工写真で通過できた人たち
SNSなどでも「加工写真で通った」「アイプチしてたけど問題なかった」といった報告は多数あります。ある女性は、アプリで軽い美肌補正をかけた写真を提出し、すっぴんで空港へ行ったが「全く問題なかった」と述べています。
また、別の事例では、外国人とのハーフの方がアイラインを濃く引いた状態で申請し、旅先ではノーメイクでしたが、指摘を受けることなく渡航できたとのことでした。
不安な場合の対処法
それでも不安がある方には、以下のような対応をおすすめします。
- 空港でパスポート以外の身分証明(免許証、マイナンバーカードなど)を持参
- 搭乗前に軽くメイクを整える(顔の印象を近づける)
- パスポート更新時にはナチュラルな写真を選ぶ
基本的に、本人確認がすでに完了している以上、出入国に支障はありませんが、万一の念のため準備しておくと安心です。
まとめ:メイク写真でのパスポートでも飛行機は乗れる
結論としては、「顔のパーツが一致していて本人確認が通っている限り、メイク写真で作成したパスポートで飛行機に乗れないことはない」と言えるでしょう。心配しすぎず、必要な準備だけ整えて、安心して旅行を楽しんでください。
さらに詳細が気になる方は外務省公式サイトをご確認ください。


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