大阪・関西万博において「学生が増えている」「社会人が多い」といった話がSNSや取材で見かけられることがありますが、これらはどうやって識別されているのでしょうか。本記事では、万博で公開されている情報や券種・ID登録制度などをもとに、その仕組みをわかりやすく解説します。
入場チケットに職業欄はある?
万博の一般入場券や招待券には、購入時に職業を記入するフォームはありません。したがって、チケットそのものから“社会人”“学生”といった属性を紐づけて判断することはできません。
学校団体割引券やこども招待券では年齢区分はありますが、職業情報までは収集されません。
万博ID登録と個人情報管理
万博では、来場者が「万博ID」を登録してチケット購入・日時予約・パビリオン予約を行う必要があります。このIDには、年齢や居住地、学校名などの情報が含まれることがありますが、職業欄として明記されているわけではありません。
ただし、修学旅行や校外学習での団体利用の場合は、旅行会社経由で学校単位の団体予約が行われるため、そこから学生来場の統計が把握される仕組みです :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
招待券区分で学生来場を管理
大阪府内の小中高校生を対象に無料招待する「こども招待一日券」などがあり、期間中に約20‑25万人分が発行されています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
これらは「学校団体割引券」や「こども招待券」として集計され、学生の来場数統計として公式に発表されます。
統計データで見える学生来場状況
公式発表される累計の入場者数には、AD証(関係者証)や招待券利用者も含まれており、学生(招待券利用者)はその区分として集計されます :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
たとえば「こども招待一日券」は一般来場者には含まれない区分として、東京やメディアで報道されることもあります。
まとめ:職業ではなく券種と団体データで判断される
大阪・関西万博では、来場者の職業を直接記録するわけではありません。学生かどうかは、学校団体割引券やこども招待券などの券種区分や団体予約情報によって推定され、統計的に判断されます。
つまり「学生が多い」「社会人が多い」といった印象は、チケット区分や団体利用のデータを元にした推測であり、来場者が名簿や職業を申告しているわけではないのです。


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