新幹線で景色が楽しめるおすすめ区間5選|車窓からの絶景を満喫しよう

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新幹線は高速で移動できる一方、トンネルや防音壁に囲まれた区間も多く、車窓の景色を楽しみにくいと思われがちです。しかし、ルートによっては雄大な山々や海、名所を眺めることができる絶景スポットも存在します。本記事では、新幹線で景色を楽しみたい方のために、特におすすめの区間を厳選してご紹介します。

富士山ビューの王道:東海道新幹線「新富士〜三島」区間

富士山を車窓から美しく望めるスポットといえば、新富士駅を過ぎて三島駅に至る区間が代表的です。特に天気の良い日には、右側(上り:東京行きのE席)からくっきりとした富士山の姿を見ることができます。

この区間では車窓越しに裾野まで広がる雄大な姿を楽しめ、冬場は雪をかぶった美しい光景が広がります。

海岸線が美しい:山陽新幹線「岡山〜広島」区間

山陽新幹線の岡山〜広島間では、瀬戸内海沿いの穏やかな海を望むポイントがあります。特に福山〜三原間で見える瀬戸内の島々と海岸線の景色は、夕方の時間帯になるとオレンジ色の陽光が水面を照らし、美しい光景を作り出します。

この区間では窓際(左側:博多行きA席)が特等席となります。

田園と湖の調和:北陸新幹線「安中榛名〜軽井沢」区間

高崎を過ぎたあたりから軽井沢方面へ向かう北陸新幹線では、関東平野から一気に高原地帯へ移り変わる様子が車窓に広がります。安中榛名〜軽井沢区間はトンネルもありますが、その合間に広がる自然の景色が魅力です。

また、冬には霧氷に包まれた木々など、幻想的な光景に出会えることもあります。

日本海が見える数少ない区間:上越新幹線「長岡〜浦佐」

新潟県を走る上越新幹線の一部区間では、日本海側の景色をちらりと望むことができます。トンネルも多いものの、時折開ける風景から広がる水田や山々の景観が目を引きます。

特に冬季は、雪景色とのコントラストが美しく、地域特有の雰囲気を感じることができます。

自然と人工美の融合:東北新幹線「那須塩原〜郡山」

東北新幹線の那須塩原〜郡山区間では、牧歌的な田園風景や遠くの山並みを楽しむことができます。季節ごとに風景が変化し、春は桜、夏は緑、秋には紅葉と彩り豊かな車窓の旅が楽しめます。

特に晴天の日の午前中には、車内から広がる空の青と山の緑のコントラストが見事です。

景色を満喫するための座席選びのポイント

  • 富士山を見るなら東海道新幹線「上り」のE席(進行方向右側)
  • 海を見るなら山陽新幹線「下り」のA席(進行方向左側)
  • 山間や田園を楽しむには、トンネル間の短い区間を狙ってカメラの準備を

なお、窓の位置と構造によっては車種によって見え方が異なるため、のぞみ・ひかり・さくら等の列車タイプにも注目して座席指定するとよいでしょう。

まとめ:新幹線でも景色はしっかり楽しめる

一見、景色が楽しめなさそうな新幹線ですが、ルートや座席を選べば自然の美しさや観光名所を満喫できる区間がたくさんあります。旅の目的地だけでなく、その道中も楽しみにできるように、座席予約の際はぜひ景色の見える側を意識して選んでみてください。

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