草(ハーブ)用のグラインダーを飛行機に持ち込みたい方のために、TSA(米国運輸保安庁)のガイドラインをもとに、安全かつトラブルなく旅行できる方法をご紹介します。
グラインダーの携帯は「持込可」だが条件あり
TSAの公式リストには工具類として、7インチ(約17cm)未満のツールは手荷物で許可されるとあります。グラインダー本体がコンパクトであれば、キャリーオンバッグでの搭載は可能です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
ただし金属で鋭利な刃があるもの、あるいは破片に見える構造だと、TSA職員によって没収される可能性があり、安全のためには発送荷物への梱包が推奨されています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
「ウィード」グラインダーの場合の注意点
米国ではマリファナ関連用品もTSAの監視対象ではないものの、連邦法でマリファナ自体は違法とされています。そのため、もしグラインダー内に残留物があると持ち込み不可となり、地元当局に通報されるリスクもあります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
そのため清掃が必須です。洗浄し残留物が一切ない状態で荷造りすることがトラブル回避の鍵となります。
実際の旅行者による体験例
redditの投稿では、「実際に擦り切りのグラインダーを機内に持ち込んでも、TSAが細かく干渉しなかった」との声がある一方、違反時には没収された事例も報告されています :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
またディズニーフォーラムでは、「刃のないコーヒーグラインダーなら問題なく持ち込めた」という安心報告もありましたが、「刃付き工具」は没収対象になる可能性の方が高いとの注意喚起もされていました :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
持ち込み時の具体的な準備と対策
- グラインダーは完全に分解し、個別に梱包することで金属反応を緩和する
- 使用後の残留物はイソプロピルアルコールなどで徹底清掃し、乾いた状態でパッキング
- 携帯する際はキャリーオンバッグに入れ、空港で職員に清潔な状態を提示できるようにする
- 不安な場合は原則チェックイン荷物(受託手荷物)で預けるのも選択肢
これらの準備をしておけば安全性が高まり、スムーズに空港セキュリティを通過できる可能性が高まります。
国際線での持ち込みは各国の法規制を確認
国際線利用時は、渡航先の国や経由国でも厳しい麻薬関連法規がある場合があります。そのため、チェックイン前に目的地の法令やTSA以外の保安基準を確認するのが安心です :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
まとめ:清掃すれば持込可。ただし残留物には要注意
結論として、草用(ハーブ・スパイス用)グラインダーそのものは、TSAの規定上、持ち込み可能なアイテムですが、重要なのは「刃構造のサイズ」に加え、「残留物ゼロ」状態であることです。清潔でコンパクトな状態なら安心ですが、違法 substance に関連する香りや痕跡があれば引っかかる可能性があります。
万一不安な場合は、チェックイン荷物として預けるか、現地調達や発送手段も検討すると良いでしょう。


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