琵琶湖花火大会は、毎年多くの来場者が訪れる滋賀県最大級の花火イベントです。観覧スポットも多岐にわたり、どこで見るかによって快適さや迫力が大きく異なります。この記事では、人気の「におの浜」周辺と「大津京エリア」の観覧候補地について、それぞれの特徴やメリット・注意点を具体的に紹介します。
におの浜(膳所エリア)で観覧する魅力
におの浜は、膳所駅から徒歩圏内にある湖岸緑地で、花火会場に比較的近い位置にあります。広い芝生があるため、早めに到着すればレジャーシートを広げて座って観覧できるのが大きなメリットです。
例年、場所取りは昼頃から始まり、夕方には埋まってしまうため、良い場所で座って見たい場合は午後早めの到着がおすすめです。また、琵琶湖の湖面に反射する花火も楽しめるため、迫力とロケーションの両方を楽しみたい方には理想的なスポットと言えるでしょう。
大津京エリア(パチンコ屋の屋上など)での観覧事情
大津京駅周辺は、打ち上げ場所から少し距離がありますが、建物の屋上や高台からの観覧が可能な場所もあります。パチンコ店の屋上が開放されている場合、混雑を避けつつ全体を見渡せる視界の良さが魅力です。
ただし、一般開放の有無は年によって異なるため、事前に店舗へ確認するのが確実です。また、屋上観覧は座って見るというより、立ち見が基本になることが多いため、長時間の観覧にはやや不向きな一面もあります。
アクセスと混雑状況の違い
におの浜(膳所エリア)はJR膳所駅または京阪膳所駅から徒歩10分程度とアクセスが良く、最寄駅から花火会場までの誘導も整備されています。ただし、花火終了後の駅周辺は非常に混雑するため、帰りの時間には余裕をもって行動しましょう。
一方、大津京エリアはJR大津京駅が最寄で、打ち上げ地点からはやや距離がある分、混雑も比較的緩やかです。静かに楽しみたい方や、混雑を避けたい方にはおすすめのエリアです。
実際の観覧スタイルに合わせた選び方
座って落ち着いて観覧したい方には、断然「におの浜」がおすすめです。場所取りの手間はありますが、レジャーシートや折りたたみチェアを使って、ピクニック感覚で楽しめます。
一方、買い物ついでや短時間だけ観覧したい方には、「大津京の屋上観覧」などが適しています。ただし、店舗によっては観覧禁止や制限が設けられていることもあるので、確認は必須です。
観覧時の注意点とマナー
どの場所で観覧するにしても、混雑時のマナーやルール遵守が大切です。以下の点に注意しましょう。
- 場所取りはシートのみで無人は避ける
- ゴミは必ず持ち帰る
- 周囲の視界を妨げる大きな椅子やパラソルは禁止されている場合あり
- 大声で騒いだり、音楽を流す行為は控える
また、トイレや売店が混雑するため、飲み物・軽食は事前に持参すると快適です。
まとめ:目的に合わせて観覧場所を選ぼう
琵琶湖花火大会は、観覧場所によって楽しみ方が大きく異なります。ゆっくり座って迫力を感じたいなら「におの浜」、混雑を避けて手軽に楽しみたいなら「大津京の屋上」などが向いています。
いずれを選ぶにしても、事前の準備と確認が大切です。天候や混雑情報をチェックし、快適な花火鑑賞を楽しんでください。


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