韓国への語学留学などで必要となるD-4ビザの申請には、書類の細かな規定が存在します。しかし、大使館に直接確認した際に「住民票はマイナンバーのコピーでも良い」「証明写真は水色の背景でも問題ない」と言われるケースがあり、公式ホームページに記載されている情報と異なるため混乱する方も多いようです。今回は実際の大使館対応や経験者の事例を交えながら、この疑問にわかりやすくお答えします。
韓国D-4ビザ申請で求められる基本書類とは
D-4ビザの申請においては、以下の書類が基本とされています。
- パスポート原本およびコピー
- ビザ申請書
- 証明写真(3.5×4.5cm、白背景が推奨)
- 入学許可証
- 学費・寮費などの支払い証明
- 住民票(マイナンバー記載なし)
これらは韓国大使館・領事館のホームページにも記載されている項目ですが、実際の運用では多少の柔軟性がある場合があります。
住民票の「マイナンバーあり」コピーは受理されるのか?
公式には「マイナンバーの記載がない住民票」とされていますが、一部の大使館では「コピー提出で問題ない」と言われたという報告もあります。これはあくまで“各窓口の運用判断”によるものであり、すべての申請者が同じ対応を受けられるとは限りません。
特に地方の領事館では柔軟な対応をしてくれることもありますが、基本的にはマイナンバーの記載がない住民票の原本を準備しておくのが無難です。
証明写真の背景が「水色」でも問題ないのか?
証明写真に関しても「白背景」が推奨されているものの、大使館では「水色程度なら問題ない」とされるケースがあります。これは国際基準にある程度準じていれば認められるという判断ですが、写真スタジオで申請用と伝えると白背景で撮影してくれるため、リスクを避けたい方は白背景がベターです。
実際に水色背景で受理されたというSNS報告も存在しますが、色味が濃すぎたり顔が判別しづらい場合は却下される可能性もあります。
経験者の声:申請に影響はあった?
ある申請者は、「マイナンバー入り住民票のコピーでも受付されたが、念のため確認の電話を再度入れた」と話しています。また別の方は、「水色背景の写真で何も言われずそのままビザが発行された」という事例も。つまり、厳格なチェックではなく、“一定の基準を満たしていれば通る”という印象を持つ人が多いようです。
しかしながら、都度対応が異なる可能性を考慮し、「公式ガイドライン通りに準備するのが確実」という声も見逃せません。
迷ったときは事前に確認+備えが安心
ビザの審査基準は時期・担当者・混雑状況などにより変わることがあります。自分のケースで例外が認められるかどうかは、やはり「提出予定の大使館・領事館に確認する」のが一番確実です。そのうえで、念のため公式基準に準じた書類を準備しておくと安心です。
まとめ:公式情報をベースに、柔軟な現場対応も把握しよう
韓国のD-4ビザ申請における「住民票のコピー」や「水色背景写真」は、一部大使館では柔軟に受理されている事例があります。ただし、これは例外対応の可能性があるため、公式サイトの基準に合わせて準備しつつ、担当窓口へ事前確認することが最善の対策です。


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