部活の遠征や合宿で宿泊する施設が共同風呂だった場合、ちょうど生理期間と重なるとどうしていいか悩みますよね。特に夏は汗もかきやすく、衛生面も気になります。この記事では、先生や仲間に言いづらいけれど「どうしても知りたい」生理中の共同浴場での過ごし方や、実践しやすい対処法をまとめました。
生理中でも入浴できるの?
基本的に、生理中でも体調に問題がなければ入浴自体はOKとされています。むしろ、汗をかく季節には清潔を保つために軽くでもシャワーを浴びた方が快適です。ただし、出血の量や体調次第では無理に入浴せず、拭き取りケアなどを重視するのも選択肢のひとつです。
どうしても不安がある場合や、量が多い日であれば、無理せず休憩時間に個別対応できるタイミングを選ぶのも良い方法です。
共同風呂で使える!具体的な対策と持ち物
1. タンポン+おりものシート
タンポンを使えば一時的に出血を防げるので、共同風呂でも比較的安心して入浴できます。タンポン使用後は2〜4時間を目安に必ず交換し、就寝前には外すことが大切です。
2. 黒いタオルやバスタオルでカバー
脱衣所や移動時に目立たないよう、黒系のバスタオルやラップタオルを使うと安心感があります。体を包み込むタイプの大判タオルが便利です。
3. ウエットシート&デリケートゾーン用ボディシート
どうしても入浴できない日は、専用のデリケートゾーンシートで拭くだけでもかなりさっぱりします。生理用と明記された商品を選べば肌にもやさしく安心です。
タイミングを見てひとりでお風呂に入るコツ
共同風呂でも、「ちょっと体調が悪いから遅めに入るね」と伝えることで、ほかのメンバーとずらして一人で入れるタイミングを作ることができます。
また、先生や引率の女性スタッフにこっそり伝えておくと、空いている時間帯に案内してもらえることも。口に出すのが難しい場合は、メモやLINEなどで伝えるとハードルが下がります。
どうしても恥ずかしい…そんな時の代替策
入浴できない日は、着替えをこまめにしたり、シャワールームだけを使わせてもらえないか宿泊施設に確認するのも一案です。施設に電話するのが恥ずかしい場合は、学校の保健の先生に事前に相談しておくと、現地での対応がスムーズになります。
最近では、生理中の子のために「シャワーのみ利用OK」や「別時間の入浴配慮」をしてくれる宿泊先も増えています。
まとめ|生理中でも落ち着いて過ごせる準備を
遠征や合宿で生理と重なったとしても、事前にちょっとした工夫をしておけば、心配しすぎる必要はありません。タンポンやタオルの準備、タイミングの工夫、誰かに相談する勇気など、自分が安心して過ごせる選択をして大丈夫です。
生理は自然なこと。無理せず、自分のペースで遠征を楽しんでくださいね。


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