Microsoft Flight Simulator 2020(MSFS2020)でA380Xを使用している際、「オートパイロットが途中まで順調だったのに突然コースを外れる」と感じたことはありませんか?この記事では、その原因と解決策について詳しく解説します。
A380Xのオートパイロット挙動の基本理解
A380Xは、FlyByWire A32NXの派生プロジェクトであり、MSFS2020上でA380の操作を忠実に再現しようとしています。オートパイロットの挙動は高度にシミュレートされていますが、現時点では一部の機能が開発中であり、不安定な挙動を示すこともあります。
とくに、ナビゲーション(LNAV)やオートスロットルが正しく作動しないケースがあるため、アップデート内容やバージョン情報もチェックしておくことが重要です。
主な原因① フライトプランの不整合
SimBriefなどで作成したフライトプランを読み込んだ場合、ウェイポイントの整合性に不具合があるとオートパイロットが混乱し、航路から逸れることがあります。
実例として、SIDまたはSTARに含まれるウェイポイントが手動入力と一致しない場合、途中で意味不明な旋回やコースアウトが起きるケースがあります。
主な原因② 機体MODのバグやバージョン不一致
A380Xはコミュニティ開発によるMODのため、安定性に関しては公式機体と比較して不十分な場合があります。最新版への更新が必要ですが、逆にアップデート後に新たなバグが発生することもあるため、公式サイトやGitHubで既知の問題を確認しておくのが賢明です。
主な原因③ ノートPCなどスペック不足による遅延
一部のユーザーは、CPUやGPUの処理遅延によってオートパイロットが一時的に処理不能となり、針路を見失うケースに直面しています。フレームレートが極端に低下したタイミングと挙動異常が重なっていないか確認しましょう。
主な原因④ FMCやMCDUの誤操作
離陸前にFMC(またはMCDU)でフライトプランを正しく設定し、特にトランジションやクルーズ高度を適切に入力しないと、航法指示の不一致が生じます。この結果としてオートパイロットが航路を正しく認識できず、手動入力の必要性が生じる場面もあります。
対処法① フライトプランを事前に確認する
SimBriefやNavigraphで作成したフライトプランがA380Xに正しく読み込まれているか、出発空港・到着空港・経由ポイントを1つずつ目視で確認しましょう。SID/STAR選択後に再構築されるルートが原因で分岐が発生していないかを確認することも重要です。
対処法② HDGモードとNAVモードを状況で切り替える
異常を検知したら、すぐにHDGモード(手動針路指定)に切り替え、オートパイロットが進路を再補足できるよう修正してください。その後、NAVモードへ戻すことで正常に復帰する場合もあります。
対処法③ 安定版を使用し、開発版は慎重に導入する
A380Xの「開発版(Dev Version)」は新機能をいち早く体験できますが、不安定な動作や未実装部分も含まれます。安定したフライトを求めるなら、安定版(Stable Version)の利用がおすすめです。
まとめ:A380Xのオートパイロット挙動を理解し、対策を取ろう
MSFS2020のA380Xでオートパイロットがコースから逸れる問題は、主にフライトプランの不整合、機体MODのバグ、PCスペック、またはFMC設定ミスによって発生します。事前にフライトプランを精査し、異常時はHDGモードでの介入も視野に入れましょう。
これらを意識して運用すれば、よりリアルで安定したフライトが実現できるはずです。


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